ジュエルプリンセス 第11話〜第15話までの総集編
作者: 夏姫 みの   2009年09月12日(土) 12時45分46秒公開   ID:bkWoewa3Plc
【PAGE 5/13】 [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13]









「……ちゃん……叶……ゃ……ん……叶氣ちゃん」








……?








あの時と同じ感覚、あの時と同じ場所……もしかして……!

「叶氣ちゃん!! もう、会えないかと思ったけど……また、会えたね!!
「ゆ、有理ちゃん!!」

私はびっくりした。本当に会えないかと思ったが、会えたからだ。


「叶氣ちゃん、貴方は、私が永遠に記憶が戻らない記憶喪失だってことを知ってる? 後、貴方もそうだってことも」
「あ……うん! お姉さんの由梨ちゃんから聞いたよ!」
「そう。だったら話は早い。これから、本当のことを話す。よく聞いて。






……貴方の本名は草柳 叶くさやなぎ かな。だけど、ブラックローズ学園の学園長、黒百合 哀瑠くろゆり あいる記憶を消されてしまったの。たぶん、宝石の姫様ジュエルプリンセスだからね」






 私は真剣に有理ちゃんの話しを聞いた。そして、そのまま有理ちゃんは話を続けた。






「しかも、本当は貴方は大人。今でいったら22歳ぐらいなの。でも、記憶を消されてしまった同時に、幼い頃に戻された。精神年齢…も幼い頃に戻ってしまった。……貴方の周りの子もそうだわ。あの生徒会も、私もね






あの生徒会って! 陽や桃奈ちゃん、有紀くんも?






「そう。でもね、あの三人は特別なの。精神年齢や過去の記憶は消されてない」
「どうして?」

叶氣は聞く。





「宝石の姫様を守るために、宝石の神様が力を貸してくれた……から」





えっ……? う、嘘! 私にそんなことがあったなんて……。




「嘘じゃない、本当のこと。―――信じて、お願い








はっ……








「うっ、うーーーん!! よく寝たーーっ!」

と言ったけど、本当はすごいびっくりした。何なの? あのこと……。






私が大人ってどういうことなの?






有理ちゃん……。







⇒To Be Continued...

■一覧に戻る ■感想を見る ■削除・編集