どれCry Lovers? 千里の道も一歩から! 
作者: なぁび   2009年09月11日(金) 00時08分42秒公開   ID:sw0xlSukK4E
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 今日の夕飯は、いつもより豪勢な気がする。


 キッチンでは、瑠姫が唐揚げを揚げ、李玖がサラダを作っていた。
 手際良く進める二人を邪魔する、弟たち。遥と緋月。

 「唐揚げ食べていい?」
 「だーめ、もうちょっと待ちなさい。もう少しで出来上がるから」
 「ハル兄、つまみ食いダメだよ。もうちょっとだから」
 「…李玖のケチ!」

 今日は珍しく母、美津子もキッチンに立っていた。
 機嫌がいいのか、鼻歌まで歌っている。

 よくよくみんなの表情を見てみると、全員嬉しそうな顔をしている。

 普段あまり表情を表に出さない瑠姫や李玖でさえ、顔に笑みを浮かべていた。




 ――今日は張り切っちゃった。だって…。



 瑠姫はふふっと笑う。






 ――お父さんが、帰って来たから。












⇒To Be Continued...

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