いろいろダイアリー 夏姫の誕生日Special | |
作者: 夏姫 みの [Home] 2009年07月28日(火) 20時14分15秒公開 ID:I3pQytENAQc | |
生徒会特別室にて 「陽の瞳ってさー」 「何?」 「赤いよねー」 そこから物語始まった。 [size=170傍にいて[/size] 「そーゆーお前だって、青いだろ?」 まあ、ね。確かに言われて見ればそうだけど。でもさ、青い瞳の人はカナダ人(?)とかいるよね? 見たことのない人はわからないけど……。 「コンタクトしてるの? それとも充血?」 「お前なー……」 飽きれながら陽は言った。私は「冗談だよ」といいながら大笑いした。充血はまあ、適当に思いついただけであって、コンタクトしてるかなーとは前から思っていたけどね。 「でもさ、陽はこれで普段なんだよねー。不思議」 「……」 陽は無口になる。今、陽にとっては読書の時間だ。邪魔したら悪いから、私は教室に戻る。 「じゃあね、陽。私教室に戻る―」 「待て」 何かあるんだろうか? 「な、何? 変なことしないでよ!!」 私は必死で言う。 「しないよ」 陽は本をパタンと閉じて言う。 「――いて」 へ? へ? 「なんて言ったの?」 「傍にいて」 え? え? 「で、でも読書の邪魔になると思うし…」 「大丈夫。やめたから」 私にはなんかわかる気がしてきた。陽が、私にどうしても傍にいてほしいということが。でも、なんでだろう? 寂しいのか、な? 傍にいて (その言葉が脳内で繰り返し再生される) ⇒To Be Continued... |
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