ジュエルプリンセス 第6話〜第10話までの総集編
作者: 夏姫 みの  [Home]   2009年09月05日(土) 11時41分54秒公開   ID:bkWoewa3Plc
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第7話 目覚めた力



姫様プリンセスがジュエリーチェンジをなされたわ!!」
「……!!」


 光っている瞳、雪のようにきれいな銀色の髪……姫様プリンセスの力が目覚めたわ…!



これが、私本来の力……。




そうよ。さあ、一緒に戦いましょ。



うんっ!




「ブラックチェーン!!」


ローズハルシネイション薔薇の幻覚
「……っ」

私がそう言ったとき、その子はふらついた。


「なんだか力が抜けていく……」


私は、瞬間移動みたいなので、その子のもとに行った。そして耳元でこう囁いた。


「貴方は誰?」
「私? 私は……鈴川 由梨すずかわ ゆり






















えっ? 鈴川 由梨?




















「今日はもう帰るわ。お、覚えてきなさいよ!」






ふらついて由梨ちゃんは帰っていった。






「この鎖…」

 有紀くんが言う前に私は、シュシュッと鎖をちょうど手に持っていた武器、赤いリボンで切った。

「ありがとうございます、姫様プリンセス
「ううん。ケガは無かった?」
「大丈夫です」


そして四人はジュエリーチェンジを解いて、帰った。









 家に着いた。私は階段を上って、二階の自分の部屋に行った。部屋に入った後、まず私服に着替えて、荷物を机の上に置いた。そしてベットに倒れて考え事した。
















あの子が有理ちゃんと姉妹だなんて……。














でも














確かに、あの瞳と顔つきだけは似ていた。









 私は引き出しを引いて、白い封筒を取り出した。白い封筒の中身は、有理ちゃんが死んじゃったときに、私の青い算数ノートにはさんであったときの手紙だ。

「どうしてなの? 有理ちゃん。どうして、こんなことを今までずっと隠してたの?」

私は、白い封筒をシャンデリアの光にかざして、そう呟いた。

「姫様プリンセス。夕食のご用意ができましたので、1階に下りてください」
「うん。わかった」


貴方はどうして、こんな大事なことを隠し事をしていたの? ――有理ちゃん。




⇒To Be Continued...

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