フェアリーテイル 第14話 未来から来た人
作者: モモ   2010年01月20日(水) 20時12分56秒公開   ID:.YGsdf.9cjE
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唯は日向が来る前に、夕と香織にメールをした。


  今日これから、日向と黒百合学園と戦うための作戦会議をします。
  夕ちゃんと香織ちゃんも来ない?

                 by 唯















こんな内容のメールを送った数分後、日向が家に来た。

「やっと来た!いらっしゃいです♪」
「なんだよ改まって。俺たちはもうそんな中じゃないだろ。」
日向の口から出た、不思議な言葉。
「え…?」
「あ、ごめん。なんでもない。」
そうごまかして「おじゃまします」と家の中へ入っていった。



「でも、それはちょっとありがちじゃない?」
「いいや。学園長は意外と引っかかるもんだよ。」
「そ〜かな?」

唯と日向はお茶とお菓子を食べながら、リビングで話していた。

そのときだった。
何かが起こったのは。


鍵のかかっていない唯の家に、忍び込んだパンツスーツ女の人。
その女の人は玄関を入ってすぐにある階段を上り、2階にある唯の部屋に入っていった。
唯の部屋の戸棚を物色すると、求めているものはなかったらしく、二人のいるリビングへ向かった。
この家に人ががいるとは思っていなかったようで、唯と日向を見つけると下げていたショルダーバックから、布を出してそこにビンの液体を染み込ませ、何も言わせずに日向と唯を寝むらせた。
「見つからずにすんだかな。」
そうつぶやくとリビングにある扉を開け、そこから何かを取り、家から出て行ってしまった。



⇒To Be Continued...

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