とりぷる☆風邪っぴき子猫
作者: なぁび   2009年05月24日(日) 23時32分16秒公開   ID:EwcnCl4eQxI
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咲島家。朝6:30――…。

 
 「瑠姫、はる、李玖、起きなさい!」
 今日も朝から母の声が響く。
 普段なら瑠姫くらいはもうとっくに起きて来ている時間なのだが今日はなぜか起きてこない。
 カーテンを開けながら母はもう一度言った。
 「今日は学校でしょ〜?さっさと起きないと遅刻するわよ〜」
 「…頭痛いから今日学校行きたくない…」
 布団の中から遥が蚊の鳴くような声を出す。
 「頭痛い?」
 半ば嘘だろうと思いつつも遥の額に手を当ててみる。
 「…ちょっと熱っぽいかな?体温計持って…」
 「お母さん…私も頭痛い…」
 母が立ち上がりかけた時、遥の隣で寝ていた瑠姫が言った。
 「瑠姫も?どれど…」
 「けほっ、こほっ…」
 瑠姫の額に手を伸ばした時、李玖の咳が聞こえた。
 「…え?」
 これこそが、母にとっての最悪の1日に始まりであった――…。

⇒To Be Continued...

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