とりぷる☆風邪っぴき子猫
作者: なぁび   2009年05月24日(日) 23時32分16秒公開   ID:EwcnCl4eQxI
【PAGE 3/4】 [1] [2] [3] [4]






 「…こんにちは」
 
 そして午後。悪夢のような午前がやっと終わり、一息もつけない中やっとその助っ人はやって来た…。
 「あ、あらいらっしゃい、修くん…今日はごめんなさいねぇ」
 よろよろと母は修を出迎えた。
 「いえいえ、構わないのですが…大丈夫ですか?」
 「大丈夫よぉ〜?私は…ちょっとこれ片づけてくるわねぇ〜」
 そのまま手に持った食器とともに去っていった。修は、おばさんも大変だなぁなどと思いつつまっすぐ三つ子の部屋へと向かう。
 「おーい、瑠姫、はる、李玖、大丈夫か?」
 その瞬間ぱっと笑顔を見せる瑠姫、遥。視点の定まらない目で修を見ながら
 「「えへへ〜修ちゃんだぁ〜」」
 と嬉しそうに布団から出ようとする。もちろん修は2人を布団に押し戻すと
 「風邪引いてるんなら寝てろ」
 と布団を半ば強引に掛ける。
 「まったく…」
 修は3人の冷えピタをはがして新しいのを貼ってやった。





⇒To Be Continued...

■一覧に戻る ■感想を見る ■削除・編集