さあ世界を唄おう!【番外編】〜アリスパロ〜
作者: 零   2009年03月18日(水) 16時49分08秒公開   ID:NqbpUpPD62U
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 紫「ん・・・あれ,私寝てたのか。てかここ何処?てかなんだこの可愛い服は。
   アリスか」



 見渡す限りの花畑。
 そこにポツンと眠っていた佐倉井でした。



 紫「ナレーションとは珍しいね。でもはたしてこれからどうしたらいいんだろう・・・」



 ―――バタバタバタバタバタバタ



 紫「・・・白石・・・・・・うさ耳?」


 蓮「どうしよォォ遅刻だァァ!!女王に殺される――!!!」



 突然慌ただしく現われた白石ですが,そのまま慌ただしく走りさってしまいました。



 紫「ちょ・・・待って!!待ちなさい白石!!このアホ,バカ!!!



 状況が上手く理解出来ていない佐倉井は暴言を吐きながら白石を追い掛けます。



 紫「待ちなさいって言ってるでしょ!?聞こえないの!!
   今度白石の机に盛大にラクガキしてやるっ!!もう何度かやったけど・・・」



 しかし白石の走るスピードは早く,見失ってしまいました。

 よっぽど女王が怖くて恐ろしいんですね!!



 紫「ゼェハァ・・・覚えてなさいよ白石め・・・・・・ん?あれは・・・ドア?」



 角田を見失った佐倉は小さな小さなドアを見つけました。
 佐倉の手のひらぐらいの大きさしかなく,とても入れません。

 佐倉はとりあえずそのドアを覗いてみることにしました。



 紫「痛っ!!膝ぶつけた・・・痛っ!!次は頭ぶつけた!!」



 踏んだり蹴ったりの佐倉井です,かわいそうですね。



 紫「あ!!白石が向こうにいるじゃないの!」



 確かに佐倉井が見たとおり,白石は小さな小さなドアの向こうにいました。



 紫「でもどうやって・・・」


 未「お困りのようだね?」


 紫「・・・ん?」
 


 声のした方を探してみると,なんと本来より大分小さい未緒がいるのでした。




⇒To Be Continued...

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