魔獣神王キマイライア 第1話「魔獣神王」
作者: 虹   2009年04月25日(土) 22時52分15秒公開   ID:QmnVXXDoBFE
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「ソ・・・・ソンナモノガ」

するとガタノは膨れ上がり破裂し、なんと無数の人間サイズのガタノが飛び出してきた。

「なに!」

そしてたくさんのガタノがキメライザーにとりつき、黒い糸を吐いた。

「ぬお!しまった!」

キメライザーは溶け出してきた。

「ちい」

「諒大尉!脱出を!」

「な、なんだ。ガタノがたくさん」

「はう〜〜」

ヤヨはたおれてしまった。

「お、おい!ヤヨしっかりしろ!」

「全員応戦せよ!」

「了解!」

グリフォリウスのメンバーはたくさんのガタノに応戦しだした。

「わ、私もがんばらないと。初戦闘だけど!」

ハルカは戦おうとしたがバランスを崩してしりもちをついてしまった。

「あうしまった!」

「ハルカ!」

「ハルカ軍曹!」

ガタノの1匹がハルカに襲い掛かってきた。

「わわ、私最大の修羅場!?」

ガタノは黒い糸を吐き出そうとしたそのとき、大吾が飛び出しガタノにパンチを繰り出した。するとパンチしたガタノが消滅した。

「(消滅した?)」

「ふぁ・・・大吾・・くん?」

「大丈夫か?ハルカ。天下無敵の喧嘩番長大吾様がきたぜ」

「大吾!なぜおまえが」

「あ、あの子ってたしか第3式学園の」

「はあ、はあ、けがはないかハルカ?」

「えあ・・お、おう!なんくるないさ!」

「お、沖縄弁でいわれても・・」

「大吾、話しは後で聞く。さがってろ」

「下がるかよ!俺だって男だ!俺も戦う!!」

「ばかをいうな!喧嘩が強くともあいてはガタノだ」

「関係ねえな。どんな相手だろうと関係ねえ。俺はつよい相手ほど燃え上がるからな!おらああ!かかってきやがれえ!!」

そしてグリフォリウス基地、格納庫にはいっていた獣魔神の目が赤に変わった。

「長官!大変です!獣魔神が!」

「ついに、目を覚ましたのね」

獣魔神は光になって大吾たちの方へ飛んでいった。そして、大吾の全身が光った。

「な!なんだ!?」

「ん?これは」

そして大吾は獣魔神の光と一体になり、光になった獣魔神が姿を現し地上に降りてきた。

「獣魔神」

「ようやく動いたの!」

「なに、獣魔神がうごいただと」

獣魔神体内

「な、なんだここは?」

『えらばれしもの、我は獣魔神キマイライア』

「キマイライアだ?てか何だこの格好!?」

『我とシンクロ契約を結べ』

「シンクロ?契約だ?それよりてめえはいったいなんなんだ!」

『我は邪神を葬るもの。我と力を合わせよ』

「な、なに」

『貴様の能力、破壊(デストロイアンアーム)はすべての邪神を葬る』

「なに、てことはさっき俺がパンチしたやつ我消滅したのは」

『その力、我に預けてみよ』

「・・・へ、おもしれえ。やってやろうじゃねえか!そのシンクロ契約ってやつをよお!」

『契約完了』

そしてそのころ、拡散したガタノが再びひとつとなった。

「く、またひとつになったか」

「まちな!セン部長。ココは俺と、キマイライアにまかせろ!」

⇒To Be Continued...

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