魔獣神王キマイライア 第1話「魔獣神王」
作者: 虹   2009年04月25日(土) 22時52分15秒公開   ID:QmnVXXDoBFE
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そしてそのころ、街中、グリフォリウスに倒された謎の帽子の男が歩いていた。


「腹減ったな・・・そろそろ魂を食う」

帽子の男はガタノに変身した。街中は大騒ぎした。学園の屋上で寝ていた。ミキがはやくそのことに気づいて学園の屋上から飛び降りた。どうやらほとんどのメンバーがこの学園の生徒としているようだ。


「ガタノ発生!」

「すぐに、セン大尉につたえて」

「了解!」

「おかしいわね、ガタノはいつもよるごろに発生するはずなのに」


そして、剣道部の帰り

「お〜、大吾くんにセンさんではあ〜りませんか」

「ハルカ!あ、あの・・」

するとセンの携帯がなりだした。

「私だ、ガタノ発生!わかったすぐそちらへいく、大吾、おまえはそこにのこっておれ、すぐもどる!いくぞハルカ」

「なに!どこへいくきだ!」

「お〜!イエッサ〜!」

「ちがう!地球の危機なのだ!」

「ごめんね、大吾君」

センとハルカは走り去った。

「な、なんなんだ。ハルカまで」

そして、そのころガタノは人々の魂をくらいつくしていた。


「そこまでだ、ガタノ!」

「ああ?」

「お前たちガタノがあるかぎり、我らグリフォリウスが成敗する!」

「って!昨日の蜘蛛のガタノじゃん!いやだな〜!」

「倒したはずのおまえがなぜ」

「私は始めてみたよ」

「おんなじ相手ならミキで一発だよ。ここはミキにやらせてよセンさん」

「ミキ、いつもいってるが、単独行動は禁止だ」

「ちぇ〜」

「フフフ、キザバラモクッテヤル」

するとガタノの様子が変化して、なんと巨大化した。

「う、うそ!」

「巨大化した!」

「グハハハ、マルノミニシテヤル!」

「あう、わたしもう失神しそう」

そして、影から大吾がひそかに隠れてみていた。

「あの黒いのが、ガタノか。てゆうかなんだ、あいつら、俺の学校の生徒ばっかじゃねえか」

「しっかりしろヤヨ中尉!全員散開し迎撃せよ!ハルカは私の援護をたのむ(どうやら連中もレベルを上げてきたというわけか)」

「ええ!あんなでかいのとやるんですか!」

「でかくともガタノならやる・・・。それが我々グリフォリウス」

普段無口なセツフ=ファウスト中尉がようやく喋った。するとセンの通信機から通信が入った。

「その必要はないぜ。俺が今出撃した」

「諒か」

すると上空から巨大ロボが飛んできてそして降りてきた。みためはライオンの頭を胸に顔は鷹のような顔背中には翼肩には山猫と狼の顔をつけた巨大ロボがとうじょうした。

「な!ええ!」

「巨大な相手には巨大なロボ、開発重ねてあの獣魔神にたいこうして作り上げたこのキメライザーがあいてになるぜ」

黒井諒、グリフォリウスのメンバーで階級は大尉。メンバー内唯一の男性。

「コザカシイ」

「ここはおれにまかせな」

「少しくらいは援護も必要であろう」

「いらないぜ」

「しかし」

「ゴチャゴチャト!!」

ガタノは溶ける黒い糸を口から吹いた。

「ライザーブレイド!」

キメライザーはライザーブレイドで黒い糸を斬った。

「ライザーフラッシュ!」

キメライザーの胸のライオンの口から拡散したビーム砲がはなたれガタノにあたった。

「たいしたことねえ。いっきにとどめをさすぞ!」

キメライザーはライザーブレイドをライオンの口元へむけた。ライザーブレイドが光り輝きキメライザーはジャンプした。

「くらいな!ライザーブレイド・光刃剣!!」

キメライザーは光り輝く刃でガタノを真っ二つに斬った。


「おお!」

「こいつが科学の力ってヤツだ。覚えてガタノ」



⇒To Be Continued...

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