ジュエルプリンセス+大晦日すぺしゃる短編集!!
作者: 夏姫 みの   2010年12月31日(金) 19時25分29秒公開   ID:CWWU7A72x.k
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*桃奈の暴走!?




 それは、とある日の生徒会室。

「姉さん! 姉さんのもう一つのお顔ってなんですか?」
「あら、有紀。そんなに知りたいの? もう、可愛い弟ね……」
「わっ!! ちょっ!! 姉さん!!」

 桃奈の豊満な胸に顔をうずめられた有紀がいた。それをその他生徒会役員は無言で見ていた。


「わー。有紀先輩、少しエロですねー」


 詩羽が棒読みで言う。有紀に精神的に大ダメージだ。年下の詩羽に、棒読みで言われるのだから。


「まあ……中学生だから仕方が無いんじゃない?」


 通称 宝石の姫様ジュエルプリンセスの叶氣が言う。宝石の姫様までにも裏切られた有紀。これも大ダメージ。


「ちょっ!! みんな僕をいじめすぎです!!」
「あらあら有紀。暴れたらダメですわよ」


有紀は半分涙目。その可愛さは多数の女子もメロメロにするほど。でも生徒会では、桃奈にしか効かない。
 

「有紀って……そういうことだったんだな」
「……シスコン」

 陽と秀までに激しく勘違いをされて、有紀はもうすぐ精神的に死にそうだった。


「わーっ!! 姉さんがブラコンでs……うぇっ……姉さん酷い……。そんなんで僕を胸にうずめなくてもいいでしょう……」
「酷くて結構ですわ。だって、もっといじめたいもの♪ 別に姉弟なのだから、いいでしょう? 男の子なのに、この可愛さは異常ですわ」


 有紀の正しい意見も、まともに聞かず生徒会はまるで「有紀をいじめる時間」となっていた……。ああ、恐ろしい。


「姉さん、これがもう一つのお顔なのですか……?」
「違いますわよ。……みーんなも知らない、お顔ですわ。有紀も知らないかも」
「えっ?!」


 桃奈といえば、スタイルがよくてお嬢様みたいな美少女で胸も大きい。でもその裏腹はSでかなりの大食い。ちなみに食べても太らないという、奇跡的な体なのだ。
 でもその裏の裏は生徒会自身、弟の有紀自身も知らない顔があった。

「本当に、知りたいのです?」
「うん! しりたーい」
「姫様も?」
「教えてほしいな」
「日向くんも、秀くんも?」
「なんかそう言われると、好奇心がそそられるな」
「気になる」


 そのとき……。桃奈のどこかのネジが外れた……。






⇒To Be Continued...

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