ジュエルプリンセスMiracle 第6話 明かされていく謎 〜前編〜
作者: 夏姫 みの   2010年02月03日(水) 22時18分56秒公開   ID:bkWoewa3Plc
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 それは叶氣かなきが「かな」だった時の話。桜が舞い散る木の道で、桃奈達は話をしていた。

「日向さん! そして皆も!!」

 ようの正体は、まだ言えないが桃奈ももな有紀ゆうきの正体は「過去の扉の番人」「未来の扉の番人」。そしてしゅう詩羽しうは、パワーのあるジュエリーチェンジで桃奈たちを支える。簡単に言えば一つのグループ見たいな感じだ。

姫様プリンセス
「叶。やっと来たか」

有紀と陽が言う。

「お忍びってすごいね。なんかカッコイイ!!
「詩羽、そんなこと言わない。失礼だ」
「いいの。詩羽さんも、あこがれは一つや二つぐらいあるから」

叶は笑いかける。

「ほらっ!! 姫様だって、そう言うじゃん!!」
「でも失礼にはなる」
「もーっ!!」

五十嵐いがらし兄妹は喧嘩の直前だ。

「はいはい。喧嘩はやめるのですわ。詩羽さんもこれぐらいに。それより姫様は、どうして私達を?」
「……黒百合家くろゆりけが私を狙っているの。その話をしたくて、貴方達を呼びました」
「わかりました。では、そこのベンチで…」
「ううん。すぐ済むから」

叶は言う。

「……黒百合家は私達を狙ってます。そして私と関係のある貴方達も――です」
「ええっ?!」

陽たちは驚く。

「ほ、本当?!」
「ええ。そして、もし目をつけられたら桃奈さん」
「はい」

桃奈は少し緊張気味に返事をする。

















「貴方が過去の扉を開け、今という時間ココから逃げてください












叶は真面目に言うが桃奈たちは、まるで体中に電気が走ったように驚いた。

「過去に逃げる?」

秀は疑問を持つ。

「そう。私は、その状況でもココに残る
「そん……な」
「大丈夫。無事に過去へ到着するから。あ。ちなみに私が逃げる時に鍵がかかってたら、私が逃げれないからね。桃奈さん」
「はい」







⇒To Be Continued...

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