ジュエルプリンセスFlash 第11話 姉弟のカタチ
作者: 夏姫 みの  [Home]   2009年12月03日(木) 20時35分35秒公開   ID:I3pQytENAQc
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有紀は桃奈をゆっくりと下に下ろし、寝ているような体制に桃奈はなった。








「――ん…さん……姉さ…ん…姉さんっ!!」




桃奈はゆっくりと目を覚ます。


「姉さん……っ!!」


有紀は大粒の涙を流した。








黒い宝石は割れて無事、桃奈は正気に戻ったのだ。









「私は一体何を? 有紀は何で泣いてるのです? それから皆さんも…おそろいで」

桃奈は何事も無いような感じで言った。この様子から、なんにも覚えてない。

「……姉さん……戻ってよかった……!!」
「えっと…これはどうしたら?」
「そうだなー…とりあえず、桃奈と有紀の家へ行こう」

有紀、桃奈、陽の順番で話す。








「ありがとう。有紀…」









桃奈は思い出したのかわからないが…そう呟いたのだった。


















An important person.







――大切な人――








The thing which is troubled when I lose it.









――それは失うと困るモノ――












Even a family, a friend, people supporting it around are the same things.








――家族、友達、まわりに支えてくれる人々でも同じことだ――













「よかった……。本当に……姉さんが元に戻ってくれて……」















有紀は……その時、頭が真っ白になっていて次の日には…記憶が曖昧だった。






でも、大切なものを何か守れた気がすると思った有紀だった。






⇒To Be Continued...

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