ルーチェ・フィーロ #6♪無邪気な子供の手の中の飴
作者: 南田 恵理   2009年11月23日(月) 20時52分14秒公開   ID:Ee3yYWMigJ6
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シャディ「・・・・・・。」



えっとここが次の町・・・?


いやなんというか人口が少ないというか・・・・・




ゲイル「ここは世界一人口が少ない町だ。10人位しかいない。」



シャディ「そんなんで町が成立するの?」


ゲイル「昔はいたんだよ。」


私達は歩いていく



すると


ガサ・・・




シャディ「ん?」


私の腕に何かが当たった



見てみると子供の女の子だった



たくさんの花を籠に詰めている



子供「お花はいかがですか?とても綺麗なお花でしょう?今お花を買ったら飴を一つあげますわ。」


シャディ「・・・・んーと。」



女の子の手は赤い


寒いのかな・・・?



シャディ「一ついくらですか?」



子供「50ホルン(日本円と同じ位だよ)です。」


シャディ「じゃあ2本買うわ。」



私は財布から100ホルン出した


子供「ありがとうございますっ!」



子供は花と一緒にポケットから飴を2つ取り出した


子供「どうぞ。」


シャディ「ありがと。」


私は笑って見せた



子供も無邪気に笑った










ゲイル「お前もお人良しだな・・・・・。」



ゲイルはため息をつく



シャディ「だってあの子はこんな寒い中頑張ってるんだよ!?」



ゲイル「いつか付けこまれるぞ?」



シャディ「優しさは人を助ける(?)って言葉を聞いたことないの!?(?)」



何言ってるんだろう・・・・私・・・・



ちょいと間違った・・・



ゲイル「うん、ない。」



ちょっとぉー!

恥ずかしい気持ちを察しろぉー!!!



間違ったことくらいわかるだろうっっ!!!















ゲイル「優しさは躊躇いを生むっていう言葉は知ってるのか?こいつ・・・。」



ゲイルは何やら呟いていた






⇒To Be Continued...

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