ジュエルプリンセスFlash 第2話 過去の記憶に
作者: 夏姫 みの   2009年09月10日(木) 20時31分56秒公開   ID:bkWoewa3Plc
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――次の日



「おっはよー!!」

 ようは後ろから抱きしめる。これはもう前からだが、叶氣かなきはまだ慣れていない。

「あ、おはよう」
「で、例の…」
「ああ! クッキーのこと? ちゃんと作ってきたから」
「ありがと」

 陽は嬉しそうだ。甘ったるいのはあまり好きじゃないが、叶氣のクッキーは別。甘さ控えめだからだ。

「とりあえず、その腕……放して。苦しい」
「あ、ごめん」
「……去年より腕力強くなった?」
「そうか?」
「いや、まあいいけど……。苦しいかな」

その時、短い金髪をした少女が通りかかった。叶氣は気づかなかったらしいが。

「……鳴課なるか……?」

 陽はつぶやいた。あまりにも鳴課が変わりすぎて、驚いた。叶氣は陽の驚いてることに、気づいてない。






















神様

















これは「再開」の意をしてるのでしょうか?


















もし「再開」だったら…


















「どしたの?」
「……いや、なんでもない。とりあえず学校に早く行こう」








鳴課……気づいてだろうか?
























オレが…あの時のオレだということを――……






⇒To Be Continued...

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