| 見習い勇者番外編〜それぞれの番外編〜 | |
| 作者： 真佐人 2009年06月20日(土) 02時35分45秒公開 ID：YynBrr2ofCI | |
僧侶の場合 ここは、何処かの町の教会、ここに一人の少女がいました 「さあ、祈りなさい・・・貴方は、立派な僧侶になるのです」 「はい、解りました､神官様」 少女は、神官に言われたとおり、祈っているのでした そんな毎日が続きます、しかし彼女はちょっと変わっていたのでした、それは・・・裏の顔があるからでした 夜 「ただいま〜お父さん、お母さん」 少女は、家に帰ると両親に挨拶したのでした 「お帰りなさい、今日は長かったわね」 「何かやったのか？倒したか？」 父親は、いきなり少女に、何を倒したか聞いてくるのでした 普通なら教会に行ってお祈りして来ただけですよとか答えるのだが・・・彼女は違っていたのでした 「ええ！今日は、悪さをする獣を懲らしめたわ！」 「よくやった！それでこそ我が娘だ！」 「今日は、勝った記念にお祝いしましょう！」 そう、この家族は、正義を愛する熱血家族なのでした 「うん！ありがとう！」 少女は、嬉しそうに笑顔で言っているのでした 次の日 少女は、今日も教会に行きました まあ毎日お祈りする日課なので、行っているものなんですけど彼女はちょっと違いました 「神父様、今日も祈りますね」 「ちょっと聞きたい事があるのだが・・・」 「何ですか？神父様」 「祈ってから、獣を倒したと言ったそうだな・・・？」 「はい！倒しましたよ！なかなか手ごわい相手でした」 「ふむ・・・倒すのは構わないんだが・・・貴方は一応、聖職者なのですから おてんばな行動は控えめにしてほしいのだが・・・？」 「え〜？何でですか？これが一番の楽しみなのに〜？」 少女は、え〜って顔をしながら言っています 楽しみって・・・おいおい・・・ 「はあ・・・、とにかく武道とかは禁止にします！いいですね？」 「嫌です！」 おいおい！即答ですか！ 「・・・・は？」 「だから、私は敵を倒すのが好きなんです！気持ちいいですし」 僧侶は、それを強く言っています 「・・・・解りました・・・好きにしてください・・・」 「はい！」 神官は、諦めたみたいです こうして、少女は、立派な僧侶となったんですけど、正義を愛する者なので 武闘家みたいな感じになってしまったとさｗ ⇒To Be Continued... |
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