危険な香りのSweet heart☆ 〜甘い罠にご用心!〜
作者: なぁび   2009年06月16日(火) 15時00分57秒公開   ID:ErIA4.LxNGM
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 学校につくと俺は準備もそこそこに、叶氣のもとへ。

 「な…陽、準備はぁ?」

 「時間がもったいないだろ?2人の時間が」

 「でも!いくらなんでもべったりしすぎよ…?」

 「じゃあ惚れ薬飲ませたのは誰なんだよ?何なら今この場で言ってもいいけど?あの時の状況を…まさか叶氣から…」

 「ああぁう!もういいわよ〜!」

 素直なんだよな〜。だからいじめたくなるんだ。

 「惚れ薬なんて飲まされたんですか?陽くん…」

 今さっき登校してきた有紀が俺に言った。

 「いや?俺はいつでもこいつに惚れまくりだけどな」

 「…陽…」

 「へ、へぇ…そ、そうなんですか…いいですね、ラブラブで」

 


 それから時間があれば俺は叶氣にべったりだった。時々、叶氣は俺から逃げようともがいたが

 「俺の目の届かない場所に行くんなら、ここに所有権つけるけど?」

 と首筋を指して言うと真っ赤になって俺の腕の中に落ち着いた。


 もちろん、それは放課後の生徒会までも。




⇒To Be Continued...

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