獣装突撃ダイカイザー
作者: けん   2024年03月12日(火) 17時54分19秒公開   ID:HDm.0JjvyEs
【PAGE 8/11】 [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]


松前皐月(まつまえさつき) CV:本田貴子、伊藤かな恵(学生時代)
喜翆荘の女将の四十万スイの娘だが、勘当されている。緒花の母親であり、15年前に夫と死別してからは東京在住のフリーライターとして緒花を育ててきた。38歳。血液型はB型。物事に対する観察・着眼力に優れ、フリーライターとして業界ではかなりの有名人だが、ギャラのためには何でも書くとうそぶく、出版社としては便利かつ厄介な存在。ポジティブな性格の持ち主だが、女か母かと問われると迷わず女であることを選ぶ奔放さがあり、巴をして『性に乱れた人』と言わしめた。娘の緒花に『人に頼らず自分だけを信じろ』『裏切られる前に先制攻撃で刈り取れ』と教え、彼女の人生観に大きな影響を与えている。付き合っていた彼氏が多額の借金を背負ってしまい、成り行きで緒花とは別々に夜逃げをする破目になった。しかし、逃避行を共にした彼氏には間も無く愛想が尽き、あっさり別れた後は何事もなかったかのように東京に舞い戻ってフリーライターとして働いていた。なお、逃亡中、緒花に向けて電子メールで近況報告をしたとき添えられていた写真は、バカンスを楽しんでいるようにしか見えない代物だった。旅行雑誌の記事で喜翆荘に対して辛口評価をされたことに納得の行かない緒花は、ひとりで東京の雑誌社に乗り込み、記事を書いた母・皐月と再会して激しく詰め寄る。娘の説得に折れて長期休暇を取り、客として喜翆荘を訪れた皐月は、喜翆荘が抱える問題点と活かすべき利点を改めて提示してみせ、その的を射た発言で従業員一同を得心させる。喜翆荘にて母・子と宴席を交え、それなりに打ち解けた模様の皐月ではあったものの、似た者同士ゆえに母とも子とも和解に至らないまま、緒花に手紙を渡して東京へ戻った。喫煙者。家事をしない母親であり、そのために緒花は反って何でもそつ無くこなす娘に育っている。

松前綾人 CV:竹内良太
東京在住のカメラマン。血液型はAB型。湯乃鷺温泉を訪れた際、母・スイと喧嘩して家を飛び出た若き日の皐月とひょんな事から落ち合い、やがて交際に至り、結婚する。しかし緒花誕生から程なくして急逝した(死因は明らかにされていない)。皐月の会話から兄がいるものと思われる(電話越しだったため声、姿共に出演なし)。髪の毛はかなりのくせっ毛であり、緒花の髪質も彼から受け継がれたものである。

川尻崇子(かわじりたかこ) CV:恒松あゆみ
スイの息子である縁の大学時代の後輩で、喜翆荘を繁盛させようとする縁が雇った経営コンサルタント。30歳。血液型はB型。女性。自身のキャッチフレーズはネバー・ギブアップ(Never Give Up)。『日本一、1960年代のプレタポルテが似合う女』を自負しており、また、その雰囲気を醸し出せる光岡・ヒミコを愛車とする。会話に英語を織り交ぜる癖がある。月に一度、お洒落な格好をして喜翆荘を訪れては、縁と共に模索している。大学の経営学科を卒業し、大学院も出ているほど知識と才能に恵まれているらしいが、微妙もしくは大いに的外れな策を考案するばかりで、ことごとく空振りに終わっている。これらの世間ズレした発想は喜翆荘の従業員から評価されず、次第に嫌がられていった。やがて、縁と結婚することになる。結婚後はそれまでの言動は一転し、正攻法で縁と喜翆荘を立て直そうという姿勢などから、結婚前よりは喜翆荘の従業員たちから嫌われるという事態はなくなった。

和倉シゲ子(わくらシゲこ) CV:斉藤貴美子
老舗旅館『福屋』の女将で、結名の祖母。落ち着いた風貌を兼ね備えているが、緒花にとっては多少苦手な人物。喜翆荘の女将であるスイとは若い頃からライバル同士であり、スイからは『シゲ子ちゃん』と呼ばれている。喜翠荘が閉まった際、歴史ある建物として保管することをスイに約束する。血液型はA型。

皐月の彼氏 CV:金光宣明
緒花の母・皐月が付き合っていた恋人で、名前は不明。多額の借金を背負ったが、松前家の住所まで教えてしまっていたために、緒花も東京を離れる破目になってしまった。ノリの軽い性格で皐月とは馬が合う。逃亡中に皐月に愛想を尽かされて別れ、その後の消息は不明。


⇒To Be Continued...

■一覧に戻る ■感想を見る ■削除・編集