しゅごキャラ!キュンキュン 第四話「光輝のキャラなり!」
作者: My heart egg   2015年04月03日(金) 10時11分13秒公開   ID:PuRXXw6Teqs
しゅごキャラ!キュンキュン4

第四話「光輝のキャラなり!」
クラス割りも終わり、今日から本格的に中等部の授業が始まった。ちなみに、なでしこは空海と同じクラスになったそうだ。さて、所変わってロワイヤルキャッスルでは…
ラン 「しゅごキャラ交流会!」
ミキ 「始めるよ〜」
スゥ 「ですぅ!」
キセキ 「なぜ庶民の言うことを聞かねばならんのだ…」
スウィッシュ「お題はなんっすか?」
ミネルヴァ 「私はバートナーとのキャラなりが知りたい。皆の戦法を教えてくれないか?」
タイムラル 「お!それは俺も知りたい!なぁ、どうなるんだ?」
ラン 「じゃああたしから!あたしはあむちゃんとキャラなりしたら、アミュレットハートになって、バトンやボンボンで戦うよ。あと、空も飛べるよ」
ミキ 「次は僕だね。僕もあむちゃんとキャラなりするよ。僕の場合、スペードになって、大きな筆や指揮棒で戦うよ」
スゥ 「私もあむちゃんとキャラなりして、クローバーになりますぅ。泡立て器を使って×たまを浄化させますぅ」
ダイヤ 「あたしもあむちゃんとキャラなりして、アミュレットダイヤになるよ。星を降らせたり、歌ったりして、攻撃するよ」
キセキ 「次は僕か。僕は唯世とキャラなりして、プラチナロワイヤルになる。基本的に杖で戦うが、それを剣に変える時もあるぞ」
てまり 「次はあたし。あたしはなでしことキャラなりします。日舞を戦闘に取り入れてます。でも、キャラチェンジした時に長刀も使うわよ」
リズム 「次は俺だな。俺もなでしことキャラなりして、ビートジャンパーになるぜ。バスケの技を得意とするぜ」
ダイチ 「次は俺。空海とキャラなりして、スカイジャックになるぜ。必殺技はゴールデンビクトリーシュート!」
クスクス 「次クスクス〜、クスクスはりまとキャラなりして、クラウンドロップになるよ〜、ロープで縛ったり、ジャグリングしたりするよ〜」
タイムラル 「みんなすごいな!」
ミネルヴァ 「うん、そうだな。皆の戦法
を考えたくなってきた」
ダイヤ 「あなた達は、光輝君とキャラなりしたらどうなるの?」
スウィッシュ「あたし達すか?そりゃすごい……」
その時、しゅごキャラ達の反応が一斉に別の方向に向けられた。
ダイチ 「なんだ?この感じ?」
ラン 「×たまでも、?たまでもない…」
ミキ 「ともかく、みんなの所に行こう」
みんな 「うん」
あむ達は外で体育をしていた。しかし、あむ達以外は、なぜかお腹を抑えて、苦しんでいた。
あむ 「みんな、急にどうしたの?」
そこへ、ラン達が駆けつけた。
あむ 「ラン、どうしたの?」
ラン 「あむちゃん、×たまじゃないけど、たまごの気配を感じたから来たんだ」
唯世 「×たまじゃない?じゃあ、?たま?」
キセキ 「違うのだ唯世!×でも、?たまでもない、また別のたまごなのだ!」
優子 「このたまごのこと?」
いつの間にか、そこには敵である優子がいた。手には、みんなが言ったとおり、今までとは違う茶色のたまごがあった。
優子 「このたまごは、こころのたまごが腐ってしまったもの。私はこれを腐卵と呼んでる。人のこころに念じると、人のこころのたまごを腐卵にさせることが出来るの。あ、私、優子。よろしくね」
あむ 「……あんた、そんなことやって楽しい?人の心を簡単に腐らせて!」
唯世 「そうだ。心が腐る?どういう意味なんだ?」
優子 「心が腐るんじゃない!腐れきったその心をどうにかしなさい!っていう意味!それで治らなかったら、私が完全に腐らせてやるの!」
あむ 「…馬鹿じゃん?あんたのやったこと、全然意味ないじゃん。あたし達がいるから!」
りま 「…そうよ。あたし達がこころのたまごを浄化させる!」
優子 「……邪魔するんだ……あたしのこと…頑張っちゃだめなの?許さない…許さない!ディア、キャラなり!」
ディア 「分かった、今度は失敗しないようにね…」
優子 「私の心、アンロック!」
あむ 「キャラなり!?」
優子は紫色の光に包まれた。解き放たれた光の中から現れたのは、キャラなりした優子の姿だった。
優子 「キャラなり!ディズヴァイラス!」
あむ 「唯世、りま。あたし達も!」
二人 「うん!」
光輝 「待って、ここは俺に任せて!」
唯世 「光輝!?キャラなり出来るの?」
光輝 「うん、出来るよ。タイムラル、行くよ!」
タイムラル「行くぜ、光輝!」
光輝は小さな宝箱を出した。
唯世 「それ、ロックハートボックス!」
あむ 「何それ?」
光輝 「まぁ見ててよ……僕の心、アンロック!」
その時、ロックハートボックスが光り輝き、光輝は光に包まれた。解き放たれた光の中から現れたのは、疾走感溢れる光輝の姿だった。
光輝 「キャラなり!フォーチュネイトスピーディー!」
唯世 「フォーチュネイトスピーディー……」
ついに光輝はキャラなりを見せた。優子、腐卵対光輝の戦いが始まった。
■作者からのメッセージ
第四話をお送りしました。四月に入りまして、あむ達も頑張ることでしょう。
これからも小説は続くので応援よろしくお願いします!

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