しゅごキャラ!キュンキュン 第三話「新たな敵、その名はエッグメーカー社」
作者: My heart egg   2015年03月25日(水) 22時42分24秒公開   ID:2fN1NWx3w8A
しゅごキャラ!キュンキュン3

第三話の新しい登場人物

玉名一彦 エッグメーカー社社長。
裏で一之宮ひかるを操っていた。
しかし、星名一臣のことは嫌いだった。
下里優子 本名、玉名優子。一彦の一人娘。体が弱い。
こころのたまごを腐らせる(腐卵化)ことができる。
ディア 優子のしゅごキャラ。優子が生まれた時からいる。
優子の体が弱い理由といってもいい。

第三話「新たな敵、その名はエッグメーカー社」
ガーディアンが復活し、ロワイヤルキャッスルに集まっているあむ達は、学園長である天野流から今後のことと新たな敵について話を聞いていた。
流 「君達、エンブリオは本当にあると思うかい?」
みんな「うーん……」
流 「実は本当にあるんだ」
みんな「えーーー!?」
皆が驚くのも、当然だった。なぜなら、去年あむ達は光り輝くたまご、エンブリオを見つけたが、それは一之宮ひかるのこころのたまごだったからだ。
流 「本物のエンブリオは本当に願いを叶えてくれるんだ」
みんな「………」
流 「しかし、ここからが大変なんだ。日奈森さん達は去年イースター社の野望を止めたそうだね。兄さんからそう聞いたよ」
唯世 「はい」
去年、一昨年、イースター社はエンブリオを捕まえる為、歌唄や幾斗、ルルを使って、計画を立てたが、それはあむ達の活躍で失敗に終わり、最後は、ひかるのたまごが見つかり、ハッピーエンドに終わった。
流 「そのイースター社を裏で操っていた会社があるんだ。それこそ今回の敵、エッグメーカー社だ」
あむ 「エッグメーカー社……」
流 「表では、養鶏場の最高機関なんだけど、×たまや?たま研究もやっているんだ。敵はとても手強い。だからジョーカーチェアを二つ作ったんだ」
あむ 「そうだったんですね」
こうして、新たな敵を知ったあむ達はエンブリオ捕獲の為、また頑張るのだった。
一方、エッグメーカー本社ビルでは、ある研究と、ヒトのクローン作成が行われていた。
一彦 「優子、来てくれ!」
優子 「う〜、どうしたのパパ?」
一彦 「ん?優子、具合が悪いのか?、なんか、げっそりしてるぞ?」
優子 「うん、昨日熱が下がった……」
ディア「昨日も大変だったね…」
優子 「だいたいあんたが失敗するからでしょ?こころのたまごを腐卵化させられなくて私にフィードバックが来るんだから…」
一彦 「まぁ、仕方ないよな…母さんは優子を産んですぐ…」
優子 「パパ。それ以上、言わないで。その後、他人より早くこころのたまごが生まれた。そのたまごが私の体が弱い原因になった…ねぇ、普通たまごって、その人のなりたい自分でしょ?」
一彦 「そうだな。とりあえず、優子も体を休めなさい。回復したら、また腐卵化させればいい。必ずエンブリオを見つけるやるぞ、優子」
優子 「うん、ありがとう、パパ。私も頑張る」
一彦 「そうだ、これを見てくれ。ついに完成したんだ」
一彦が見せたのは、玉子形の金属だった。
一彦 「これさえあれば、エンブリオ捕獲など、朝飯前…」
優子 「パパ?」
このたまごこそ、後にあむ達を苦しめる物だった。
一彦 「さぁて、出掛けるとするか」
優子 「どこに行くの?」
一彦 「パパはイースター社に行ってくる。あの二人のデータを盗まねば」
優子 「あの二人?」
一彦 「優子は休んでいなさい。元気になったら外に出るといい」
優子 「うん、分かった」
こうして、エッグメーカー社もエンブリオ捕獲作戦を進めるのだった。
■作者からのメッセージ
第三話です。戦うシーンは第四話に載せたいと思います。
次回、光輝もキャラなりをするのか?
第四話の閲覧もよろしくお願いします。

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