しゅごキャラ!キュンキュン 第六話「久しぶりの再会!」
作者: My heart egg   2015年04月11日(土) 10時36分14秒公開   ID:nBnmuT8fVXE
しゅごキャラ!キュンキュン6

第六話の新しい登場人物

月詠或斗 幾斗、歌唄の実父。
外国にいた。シンの本当の持ち主。

シン バイオリンから生まれたしゅごキャラ。
或斗との再会により、幾斗の心から再度現れた。

第六話「久しぶりの再会!」
学校で、あむ達が優子と戦っていた間、あむの家には、三人の訪問者がいた。。一人は、高校生くらいの男性。もう一人は、黄色い髪で、ツインテールの女の子。そして、二人を連れる男性。
??「この家にお世話になったんだな」
??「ああ、そうだ。にしても、そろそろ帰ってくるはずだぞ」
??「あたし、見てくる」
??「俺も」
二人は、あむを知っているので、迎えに行くことにした。それから数分後、あむが、別の方向から帰ってきた。そして、家の前にいる男性に、
あむ「どちら様ですか?」
と尋ねた。これが、あむと或斗との初めての出会いだった。あむは分からなかったが、ラン達しゅごキャラには、気づいたことがあったのだった。
ラン「!あむちゃん!この人!」
幾斗「俺たちの親父だ」
あむ「ふーん。って、えーー!しかも、幾斗!?それに、歌唄も!?」
幾斗「久しぶりだな、あむ。」
歌唄「久しぶりね、あむ。」
ヨル「久しぶりだニャ。お前ら元気だったかニャ〜?」
ラン「もちろん!」
エル「お久しぶりなのです!あむちゃん!」
イル「久しぶりだな!」
スゥ「月詠家がたくさんですねぇ」
或斗「あなたが日奈森さんでしたか。二人の実の父の月詠或斗です。二人がお世話になりました」
あむ「あ、どうも」
或斗「今、お母さんはいるかい?幾斗がここに大変お世話になったそうなので」
あむ「あ、今出掛けてます。よければ中で話しませんか?」
あむは、聞きたいことがたくさんあった。今までどこにいたのか、どうやって或斗を見つけたのか、しかし、まず口を開いたのは、なんと、幾斗だった。
幾斗「あむ、見てくれ」
幾斗は、緑色のたまごを、あむに見せた。その時、なぜかダイヤが出てきた。
ダイ「それ、元のたまごに戻ったのね!」
歌唄「…そうなの。よく分かったわね、ダイヤ。それに比べてあむは……まだ気づかないの?」
あむはずっと首を傾げていた。
或斗「僕のたまごだ。元々はね」
それを聞いて、あむは、はっと気がついた。
あむ「まさか、セブンシーズトレジャーの?」
或斗「あぁ、随分昔に、僕が産んだたまごだ」
あむ「キャラは出てくるの?」
幾斗「あぁ、シン、出てこい」
緑色のたまごから出てきたのは、眼帯、海賊帽、曲剣と、いかにも海賊といったキャラだった。
シン「俺の名はシン。海賊だ」
あむ (……うん、見るからに海賊だね)
幾斗がシンの紹介をした後、あむは今の状況を三人に話すのだった。三人にとっては、驚くことばかりだった。
或斗「エッグメーカーが動き出した!?」
歌唄「光輝が、私の通っていた学校から、聖夜学園に!?」
幾斗「っていうか、光輝の奴、いつ帰ってきたんだよ」
驚く内容は人それぞれだったが…
あむは何から答えればいいか、分からなかった。そんなこんなで、話は続く。内容は……
或斗「妻を探すから、幾斗と歌唄を、もう一度預けたいんだが……」
思わず気絶しそうになった。前回、幾斗を、母の許可無しに泊めたことがあった。今回は歌唄まで預かることになると……あむは考えることが出来なかった。その時、二人に関係する二人の友達を思い出し、口に出そうとしたが、それは、しゅごキャラ達が×たまの気配を感じ、あむ達を呼ぶ声にかき消された。
幾斗「あむ、行くぞ」
あむ「あ、うん」
そういって家を出ていったあむ達。この後、幾斗と歌唄は、さっきまであむが考えていた友達の一人と、久しぶりの再会をすることになる。
■作者からのメッセージ
第一話50人突破!ありがとうございました!
今回の話で幾斗、歌唄を出したので、いつかルルも出したいです。
今後もよろしくお願いします。

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