舞波学園活動記19
作者: レイド   2009年10月31日(土) 15時41分19秒公開   ID:YynBrr2ofCI
季節は、冬
クイズ王との戦いが終わって数日後の事
〜舞波学園活動記第19回〜二人の一日〜


「ねえ、由香里?」


「何?真」

「僕達なんでこんな事になってるのかな?」


「さあ?けどなんか楽しい事になってきたわよ?」


今、いる場所は極寒の雪の中心部
何故こんな事になったのかというと
学校の帰り道


「真〜」


「何?由香里?」


「実はね?舞波商店街の福引でペアの旅行券当たったの
豪華スキー場の旅だって?日帰りだけど一緒にどう?」


「どうって・・・他に誘う人いなかったの?」


「いないわ?だから誘ってるんじゃない?なんか文句ある?で、行くの行かないのどうなの?」

「う〜ん・・・まあ他に予定ないし行ってもいいよ?」


「じゃあOKね?あ、出発は明日だから迎えに行くわね?じゃね!」


「え?ちょ、ちょっと由香里!」


そう言って由香里はいなくなった
そして次の日


「真〜!さあ行くよ〜!」

「ちょっと由香里!何でこんな朝早くから来るの・・・
まだ朝の五時半だし、しかもチャイムを何回も鳴らして
僕、親に凄く怒られたんだからね!?」


「気にしない気にしない」


「気にするよ!」


「とりあえず準備出来た?行くわよ?真」

「準備って、あ、ちょっと待って
え〜とこれとこれを入れたから・・・うん、OKだよ」


「じゃあ出発よ」


こうしてスキー場へと旅立つ事になったのだが
二時間後


「さあ、着いたわよ」

「あのさ・・・普通おかしいと思わないの!?
なんでスキー場まで歩きで行くの!普通バスとか乗り物用意するでしょ!?」


「だって券に徒歩って書いてあるし、多分予算の関係で乗り物チャーター出来なかったんじゃないの?あの商店街、案外ケチねえ」


「そういう問題じゃないでしょ!?と、とりあえず旅館で休みたいんだけど・・・」


「しょうがないわね?じゃあ先に旅館に行きましょう」


そう言って二人は、旅館へと足を運んだ
そして数分後


「券に書いてある住所によると、ここみたいね」


「ほ、ほんとにここ・・・?」


その場所は古ぼけた旅館で
窓ガラスが割れていて、枯れた草が壁全体に纏わりついている
ある意味ホラーな旅館でした


「とりあえず中に入りましょう?」


「う、うん・・・」


二人は旅館の中へと入って行った
中に入ると、老婆が一人いて、老婆に部屋へと案内されたのであった


「外もそうだったけど、中も凄いわね」


「な、なんで壁中にお札とか貼ってあるの!?ここ、なんか呪われてるんじゃないの!?」


「大丈夫よ・・・・たぶん」

「たぶんって・・・」


「とりあえず、荷物置いてスキーしに行きましょう」

「そ、そうだね・・・深く考えない事にするよ」


そう言って二人は、スキーしに外に出たのであった


「さあ真、どっちが先に山を下るか勝負よ?」

「なんで勝負するの・・・?普通に楽しもうよ・・・」


「いいじゃない、さあ行くよ〜」



そういって、スキーを始めた二人
そして数十分後


「山の天気は変わりやすいというけれど、ほんとねえ・・・」

「そんなのんきな事言ってる場合!?大雪だよ!」


「これなら雪だるまやかまくらを作るのに苦労しないわね〜かまくらつくろっか?」


「とりあえずこの状況を何とかしようよ!」


「なんとかと言ってもなんともなるわけないでしょ?
温まるためにかまくらを作りましょう?それで大雪がやむのを待つしかないわね?」


「そ、そうだね・・・そうしよう」


二人は急いでかまくらを作り始めた
数分で作り上げ、真の持ってきた道具で中で火をおこし雪が溶けないように調節しながらかまくら内部を温める事に成功したのであった
そして数時間後、雪は止んで、太陽が出始めた


「もう帰ろうか・・・なんか疲れたし」

「そうだね・・・」


「え〜い!、あの商店街の福引のおっちゃんめ〜今度会ったら絶対にいちゃもんつけて値引きとかさせてやるわ!」

「いいのかな・・・」


こうして日帰りのスキー旅行は終わった
二人は旅館に荷物を取りに行って、再び二時間も歩いて家へと帰って行った

「結局、この旅行、リラックスどころか疲れるだけだったな・・・」


真はそう思っているのであった

つづく
■作者からのメッセージ
今回、二人のお話を書いてみました。
由香里、性格が大雑把ですなあ・・・w
次回、新たに新キャラ加えたいと思います〜

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