クロスシード 〜天使と竜の黄昏(トワイライト)〜(2)
作者: けん   2024年03月04日(月) 19時44分04秒公開   ID:HDm.0JjvyEs
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【アルゼナル】
アンジュ/アンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギ(-いかるが-) CV:水樹奈々
ミスルギ皇国の元第一皇女。16歳。当初はノーマは人間ではないという強い信条の持ち主だった。洗礼の儀の際、兄のジュリオによってノーマであることが暴かれ、アルゼナルへ追放される。その際、皇女の身分だけでなく本名すらも取り上げられ、すべてを失った末に『アンジュ』という名の一兵士へと身を堕とす。送還された当初は、一人で服も着られない始末だったが、兵士としての適性試験ではすべてにおいて平均以上の能力を示し、早期からライダーとしての才能を開花させる。一人称は『私』。最初は否定するも干戈を交えるうちに、否応なく自らの好戦的な性分を認めざるを得なくなる。そして、生来の性格もあり徐々に相応の生活力とたくましさを身に付けていく。その一方で、皇女時代はノーマの根絶こそが最高の理想という信条の持ち主だったため、なるみと共にアルゼナル送還後も惆悵として不運を嘆くだけだった。しかし、ドラゴンとの命懸けの戦いを通じて徐々に現状を認識していき、最終的にここで生きていくと覚悟を決める。だが、その後も依然としてノーマへの差別意識を改めないため、最終的にヴィルキスが墜落し遭難する羽目に陥る。ゾーラの死もあってか、当初はヒルダやクリス、ロザリーとは反目し合い、彼女達とは度々衝突していた。なるみと共に遭難先でタスクと出会い、一緒に暮らさないかと提案されるが、今はアルゼナルが自分の居場所であるとして帰還。以降、救助に来てくれたエルシャやヴィヴィアンに対しては多少軟化した態度で接するようになった。ただし、傲岸不遜かつノーマを見下す性格は相変わらず続き、隊列を乱しては独断専行し報酬を独り占めするなど、組織の一員としての意識に著しく欠ける傾向があり、かつ自身へ反抗的なメンバーを金で懐柔しようとするなど、狡猾な面も見られる。しかし、家族への情を捨てきれなかったことから、アルゼナルへやって来たモモカや、同じく脱走を企んでいたヒルダと共にアルゼナルを脱走し、なるみとアンジュとモモカはミスルギ皇国へと再び戻る。だがそれはジュリオの罠であり、拘束されて処刑台に引き出される羽目になる。結果的には自身の苦労が水の泡となり、かつての自分に反し観衆を罵倒されつつ、処刑寸前の所でタスクに助けられ脱出に成功。兄妹を軽蔑し自ら皇国との決別を宣言した。アルゼナル帰還後、反省房で同室となった同じ状況のヒルダと語り合う中で『自分達ノーマを拒絶する世界を壊したい』と決意し、今まで犬猿の仲だったヒルダと和解する。アルゼナルにサラの襲撃があった翌日、ジルからリベリタス計画の参加を要請されるも、利用されることを嫌い拒否。さらに直後、ドラゴンの正体の一端を知ったショックで戦うことも拒むが、皆を守るためにサリアの静止を振り切り出撃し、ヴィルキスの新たな力を発現させるに至る。その戦いの末、なるみのストライクフリーダムキャリバー(リカラー)と同じ形の姿へと変化しパワーアップしたヴィルキスの力でドラゴン達が暮らす並行世界に渡り、再会したサラとの諍いを経て友人関係を築く。そこで彼女達ドラゴンの歴史と生態を知り『もうドラゴンとは戦わない』ことを決意し元の世界に帰還、敵となったサリア達から逃れアルゼナルに戻った後、避難していたモモカらと合流する。その後、アウローラに乗艦し並行世界での出来事をアルゼナルの面々へ伝える。そんな中、狷介不屈なジルに乖戻し『自分なりのリベルタス』を行うため彼女達はアウローラを後にするが、直後襲撃してきたサリア達に敗北しなるみとモモカと共にミスルギ皇国へ連れ去られる。

⇒To Be Continued...

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