勝つのは…俺(僕)たちだ!
作者: リリィ   2022年12月24日(土) 20時48分35秒公開   ID:m7yoKBYbzN2
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??3「騎士道を重んじる栄光ある聖書バイブルトリカブト!」

??2「枯れない愛を持つ偉大なる天才サボテン!」

??1「真実の愛と友情を受ける信頼されし神の子マーガレット!」

マー・サボ・トリ「「「三人揃って…ガーデニング・トリオ!」」」



…何かそれぞれの植物のジャージとリストバンドを身に付けた変人たちだった。
※キメポーズしてますが、ご想像にお任せします。


忍足「いや、あんたら誰や。」

サボテン不二「嫌だなぁ…ちゃんと自己紹介したじゃないか。」

観月「んふ!久し振りですね…不二周助ぇ!」

サボテン不二「…君、誰だっけ?」

観月「っ!この僕を忘れるなんて…!!」

裕太「俺の兄貴がそんな変なことするわけねぇだろ!!」

トリカブト白石「あぁ。発案者は俺や。」

手塚「白石が?」

トリカブト白石「おん。サボテンは賛成してくれたんやけど、マーガレットがなぁ…」

マーガレット幸村「嫌に決まっているだろう?普通。変人扱いされているし。」

サボテン不二「にしては、トリオのリーダーになるって言っていたよね?」

トリカブト白石「せやな。結構ノリノリやったし。」

マーガレット幸村「やるなら俺はリーダーだし、最後までやり通したいんだ。もう良いだろう?」

マーガレット幸村はジャージを脱ぎ、リストバンドを外していく。


幸村「真田、遅れてすまない。」

真田「幸村…!信じていたぞ!!」

跡部「幸村。俺様のチームに入る気か?」

幸村「勿論。よろしく頼むよ。王様キング。」

跡部「足を引っ張るなよ?神の子。…って、もしかしてそこの二人もか?」

幸村「あぁ。この話を二人にしたら手伝うって言ってくれてね。」

真田「かなりふざけているように見えるが…。」

幸村「お笑いテニスをしたい白石とお笑いテニスをやってみたい不二が考えたものなんだ。お笑いテニスはするかもしれないけど、試合はまともにすると思うよ。」

真田「そうか。」



手塚「不二!白石!どういうつもりだ!?」

サボテン不二「幸村とトリカブトに大きな借りがあるっていうのもあるけど、僕はBLが消えて貰ったら困るんだ。」

大石「困る?」

裕太「何も困らねぇだろ!?普通の生活に戻るだけだ!」

サボテン不二「いや。僕は困るんだ。裕太から聞いているとは思うけど、僕は幸村と付き合っているんだ。だからBL消滅=付き合い解消になってしまう。」

観月「堕ちたものですねぇ…不二周助。男同士の恋愛などあり得ない!寧ろ穢らわしいものです!君は元からゲイである幸村君によって甘い夢を見せられているだけなのです!目を覚ましなさい、不二周助!この僕のライバルがそんなことあってはいけません!」

サボテン不二「…誰だか分からないけど、幸村を悪く言うなら容赦はしない。それに、僕は君のライバルになった覚えはないよ。」

裕太(ゲッ!兄貴がキレちまった!!)



忍足「で、白石は何故そっちに?」

トリカブト白石「堪忍な、俺腐男子やねん。」

仁王「ピヨっ!?」

トリカブト白石「BLを見て萌えるんや。BLがなくなったら俺、生きていけん。」

大石「どうするんだ!?手塚!!敵のチーム、急に強くなったぞ!!」

手塚「大石、落ち着け。三人増えたところで…」



⇒To Be Continued...

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