向日葵 〜酸味〜
作者: リリィ   2021年03月07日(日) 23時00分57秒公開   ID:2IqR/KX.JVg
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〜炭カナ・甘味処〜

炭治郎「カナヲと甘味処に行くのは久し振りだな!」

カナヲ「うっうん……そっそうだね!」///

そう、この二人は一緒に甘味処に行くだけではなく休日に二人で過ごすことが久し振りなのである。向日葵 〜甘味〜の事件からずっとである。カナヲが一方的に恥ずかしがっているだけなのだが。

カナヲ(炭治郎が近くに新しく出来た甘味処に一緒に行きたいって言ってくれたから来たのだけれど、やっぱり恥ずかしい…。)

そう考えているカナヲだが、善逸から言わせたら「いつも攻めたり、俺たちを脅したりしているのにこんな時だけ恥ずかしがるなよ!!」と言うだろう。

カナヲ(頭の中の善逸うるさい。黙って。)

おや?カナヲの頭の中でも善逸は喋っていたらしい。

炭治郎「カナヲ、着いたよ!」

カナヲ「えっ?もう?」

炭治郎「うん。近いだろう?」

カナヲ「うん。」

考えている間に着いてしまい、席に座ってメニューを見る二人。

炭治郎「今日はチョコレートのお返しだから俺が出すよ!」

カナヲ「えっ?良いの?」

炭治郎「あぁ!そのつもりでここに誘ったんだ!」

カナヲ「ありがとう、炭治郎。」

そうして選んで甘味を食べる二人だが…

カナヲ(結局、告白駄目だったか…。)

カナヲは一人落ち込むのであった。


普段、目の良い彼女が見落とすことなんて有り得ない…炭治郎が隠し持っている物に気付かずに…。




⇒To Be Continued...

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