向日葵 〜日常〜
作者: リリィ   2021年01月03日(日) 23時58分06秒公開   ID:DSV8ZcvrJl.
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禰豆子「あの…ここって……」

見てもどこにいるのか分からず、ついアオイさんに聞いてしまった。

アオイ「まだ禰豆子さんにはお話していませんでした。ここは蝶屋敷。花柱 胡蝶カナエ様と蟲柱 胡蝶しのぶ様のお屋敷です。ですが、怪我を負った隊士たちの療養するためにも使われています。」

なるほど…怪我を負った隊士の療養する場所…って!ここに柱が二人もいるの!?

禰豆子「あの…挨拶を……」

アオイ「カナエ様もしのぶ様も知っておられますし、今から禰豆子さんを診察されるのはしのぶ様なので大丈夫ですよ。」

良かった。柱って一番階級高い失礼がないようにしないと!

アオイ「ところで、禰豆子さん。」

禰豆子「はい。」

アオイ「カナヲに何したのですか?」

禰豆子「えっ?」

カナヲって誰だろう?と思っていたら、アオイさんが教えてくれた。
同期の女の子。最終選別で怪我を一切していなかった子だ。あの凄い顔をしていた子と同一人物だと思いたくなかったけど、同一人物だった。
そして、那田蜘蛛山での出来事をアオイさんに言うことにした。

アオイ「まぁそれは仕方がないですね。カナヲってば、炭治郎さんのことになると凄いんですよ。」

禰豆子「近付くことって難しいのでしょうか?」

アオイ「絶対にむずかしいと思います。炭治郎さんに下心ある女性は勿論、近付く女性も…」

禰豆子「あっ何となく想像出来たので大丈夫です。」

絶対に怖いことしたな。
カナヲという女性に近付かずにお兄ちゃんと話せる方法を考えておかないと…。


⇒To Be Continued...

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