拝啓、お兄ちゃんへ

   「「お兄ちゃんへ」」

・・・・それは、海響が図書館から帰ってくると机の上に載っていた・・・

白くて清潔感のある、けど堅苦しい感じの市内センスの良い府封筒に見慣れた字。
小学校一年生から中二まで習っていた習字の名残があり、
それでいて高校生らしい少し砕けたその書き方の癖・・・

『鈴音の字・・・』

コートも脱がずに封筒に手を手に取り急いで中身を出した。

    ※    ※    ※

拝啓、お兄ちゃんへ

面と向かって言うのはちょっと恥ずかしいから手紙にしたの。
これはこれで書くのが照れくさいけどね(^^;
メールより古風で素敵でしょ?

私、彼氏が出来ました。

いきなり本題です////
お兄ちゃん以外は圭ちゃんしか知らないの。
お相手は同じクラスの大上。
お兄ちゃんも知ってると思うわ。

お兄ちゃんのこと私大好きで理想だよ!
頭良くて、バスケが上手で、足も速くて、かっこよくて!!
何やらせてもぱぱっとこなしちゃう。
そんなお兄ちゃんを尊敬していて、大好きなの。

そんなにお兄ちゃんが好きな私も違う「好き」を見つけたの。
「大上」はお兄ちゃんとは違うけど「好き」なの。

以上、報告しました!

PS、お兄ちゃん、最近静かに考えてること多いよね?心配よ。

               お兄ちゃんのことが大好きな妹、鈴音より

☆作者からのコメント☆

大上と鈴音が仲良くて大上が「俺、彼女いるし」って言ったので・・・
勝手にくららが話を作りました。
原作のイメージを崩してしまうようなことはなるべくしないように気をつけましたが・・・
不安です・・・(>_<)
読んだ後「なんか、違うんだよなぁ・・・」と思った方がいたらごめんなさい!

手紙の部分に絵文字が登場していますが、
鈴音がイラストとして書いたモノと解釈して頂けると嬉しいです。

感想、アドバイス等いただけるのであれば、
「香浦市くらら村役場」の方に是非いらっしゃって下さい!
お待ちしています!!



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