ジュエルプリンセス+3 女の子、になりました。
作者: 夏姫 みの   2010年04月29日(木) 16時19分47秒公開   ID:bkWoewa3Plc
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ピーンポーンとインターホンをオレは鳴らす。

「はーい。どぞー」

 作者の部屋。一応クローバーのカーテンに二段ベッド。棚が二つある。そして何よりも散らかっている。

「んでーどうかした?」
「どうかしたでもねーよ!!」
「落ち着いて、陽」

叶氣に言われ、オレは少し気持ちを落ち着ける。

「オレ、朝から女になってたんですけど」

作者にオレはそう告げる。すると作者は










「それは私の妄想のせい。あはは」









穏やかな顔で答える。っていうか、今一番の原因が出てきたよな?!

「あははじゃねーよ!!」
「陽が性転換したらどうなるのかな、って思っていたら現実的に夢が叶ったという話」

 作者はきっぱりと言う。ちょとまて。作者って、もしかしたらすげぇ能力の持ち主? いや、だって超能力……エスパーみたいなのが絶対あると思う。だって、幼いときに、ピザ一切れのトマトソースを素手で消したとか言う説もあるし。……もしかして、あの某アニメの主人公とかは無いよな。
 そんなことよりオレが女になった原因が、三十六文字でまとめられるのがすげぇ。
たったの……これだけかよ。

「え。たった三十六文字でまとめられることなのか?」
「うん」

 これには叶氣も呆然としてる。

「なんだよ……結局…」




「作者のせいだ〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!」




とオレと叶氣は声を合わせて言う。

「もうなんだよなんだよ。せっかくの叶氣たんとのデート日を……!!」
「陽に迷惑かけたらダメじゃない! でもデートは、ただの生徒会の買出しなんだけど……」







結局は作者のせいでした。 by陽



Fin




⇒To Be Continued...

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