カケラ -3-
作者: 砕華   2011年03月27日(日) 20時08分54秒公開   ID:A3HN7yGmZxA



「う、わ.....っ」

『驚いたか?闇の中がこんなに明るい事に』


通された部屋は、もう豪邸としか言いようの無い場所だった
天井から差す月か太陽かのやわらかい光が、色とりどりの硝子ガラスから通ってくる
目に優しい良い所だ←ここ重要

使用人さん?もみんな美人で←ここも重要
礼儀正しいし、笑顔が素敵だ。わぁオネエさーん!!!!((


茶菓子ちゃがしも頼む、__..この紅茶は新しく買ったものか?』

『はい、レイド様。丁度新米の子達に教える良い機会だと思ったので』

『そうか、実に良い』

『ありがとうございます』


_出された紅茶も美味いし、笑顔に溢れてるし
ここ本当に屍の森って呼ばれてんのか?
って疑いたくなる
そんな目で見てたかはわかんねーけど、おっさんがこっちを見た
眼差しは外に居たときよりもずっと優しい
...あぁ、お姉さん好きなの?


コンコンッ


『デュークか、入れ』


なんでわかったんだろう。
何なの、テレパシーで通じ合ってんの、やっぱそういう方なの?
いや愛に種類があっても別に良いんだけどさ、否定しないけどさ?
実物を見ると,,,ねぇ?
ちょっとそういうもんなのかなぁと思うわけだよ、うん


『レイド様、先程侵入者を捕らえました。やはり輝く森の番人が放ったようです』

『そうか、後で行く。下がれ』

『はっ。』



最後にちらっと俺を見て、忌々しげに眉を寄せると
デュークは足早に去って行った
うーん、俺が悪いのか?
まぁ、関係ないから良いんだけど


『騒々しくてすまない、いつもはもう少しあいつもおとなしいんだが,,,』

「そんだけ嫌われてるんだな、俺。っつかさぁ、あの雷の奴、もう一回見せてもらっちゃダメかな」

『_..あぁ、紫電シデンの事か?あんなぐらい下級魔族かきゅうまぞくでも出来るぞ?』

「へぇ、結構威力ある様に見えたけど」

『そうだな、基本的に護身術として教えられるものだ。
______言いたくないが、下手をすれば拉致される事もここでは起きる』


...かなり危険だなこの国!?
そういやさっきも侵入者とか言ってたなぁ、危ないなぁ、逃げたいな((
おっと、若干目がイってきたぜ
つかこのクッキーマジ美味しい、
______...いつから置いてあるんだ?


『そのくらいならいつでも見せてやる、しかしお前どこで寝泊まりするんだ?』

「え、その辺の草むらで寝転がればいいんじゃねぇの?」

『ッ馬鹿か貴様は!!!!!!?普通女が1人で外で寝るなんてすればっ』

「だーいじょうぶだって、痛いとこければ悶死だろ?」

『...この辺りの草むらは我が敷地内だ。
どこの馬の骨ともわからんお前が寝転がっていれば衛兵に捕らえられてそのまま
...拷問だg「すいません良い宿ありますかねぇ」素直に言えば良い』




脅しかけてきやがったこの親父!!!!
畜生、芝生は良いんだぞ!!!若干ちくちくするけど!!!
...つか何笑い堪えてんだよ、誰のせいで必死こいてるとおもってやがんだこのジジィ
いつか仕返ししてやるうううううううううううううっ!!!!!!



『そうか、ならばしてみせよ』

「....あれ、口にでてた?」

『途中からな、ジジィ、あたりからか』

「すんまっせえええええええええん」



その後俺は、その城的なところで住む事になった
役職とかは後々決めてやるから、しばらくはそこで寝泊まりしておけと言われた
..ので、若干OKAMAが入ったおっさんとの相部屋で寝ることに。



香水臭くてなかなかねつけなかったが、一緒に寝るかと舌なめずりしながら誘われて
死ぬ気で眠気をさそった





■作者からのメッセージ
あぁ、いつも以上に文章が壊滅的
かつ短い
こんなにギャグっぽくするつもりはなかったんですよ、シリアスに
できなかった^p^

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