ミスティックシンフォニーセカンド!〜第四幕〜
作者: 零堵   2010年08月15日(日) 00時24分49秒公開   ID:LjOpF6jSo/I
一体目のフェイクを捕まえたミスティとレイは一旦
未来の世界へと帰っていたのであった
〜未来〜
「未来の世界へ無事到着ね」
「そうだね、姉さん、設定した場所も時間も間違ってないよ」
「じゃあ、早速レーベン隊長に報告よ」
「了解」
二人はそう言うと、移動した
そしてたどり着いた場所は
「時空ポリス署」と書かれてある建物だった
中に入って、二人に話しかけてくるものがいた
「うむ、無事に戻ってきたようだな」
「はい、レーベン隊長」
二人に話しかけたのは、二人の上司でもある
四十代に見える何故かカイゼル髭のオジサンだった
名前をレーベンと言われている
「ミスティ君にレイ君、まず一体を捕獲したからと言って
まだまだ十二体いるから、心してかかるように」
「はい、ところで・・・」
「ん?何だね?」
「前からず〜っと言おうとは思ってたんですけど・・・」
「うん、僕もそう言おうと・・・」
「何かね?」
「何でそんなヒゲしてるんですか?他の人見ても
そんなに突っ張ってるヒゲ
隊長しかいないんですけど?」
「これかね?これはだな・・・ふむ・・・まあ、趣味だ」
「・・・・・はあ」
「な、なんだその顔は!別にいいだろ?自慢のヒゲなのだからな!」
「まあいいですけど・・・」
「と、とにかく、私は仕事が残ってるので行くが、二人とも
フェイクの捜索&確保、頼むぞ」
「りょ、了解」
そう言って、レーベンは二人のところから去って行った
「じゃあ早速次のフェイクの居場所を探しましょうか?」
「そうだね、姉さん、手持ちの機械じゃ捜索できないから、スーパーコンピューター室で調べよう」
「そうね」
そう言って、二人は移動したのであった
スーパーコンピューター室
そう書かれた部屋に入った二人は、そこを管理している者に話しかけた
「ア、ミスティサンニレイサン、イラッシャイマセ」
「ちょっとスーパーコンピューターで調べたいことがあるから、使わせてもらうわよ、ロブ」
「ハイ、ワカリマシタ」
ロブと呼ばれた者がそう答える
スーパーコンピューター室を管理している者は
体が機械で出来ている人型汎用アンドロイド(ちなみに男性型)
通商ロブと呼ばれる者が管理していた
「ロブ、最近逃げ出したフェイクの所在地、調べてくれる?」
「ハイ、リョウカイデス、イメージサーチャーオン、メインプログラム二アクセス
・・・・ナウローディング、ケンサク・・・フェイクジョウホウ・・・
ケンサクケッカ、フェイクイッタイノジョウホウアリデス」
「フェイク一体ね、それが出現すると思われる場所は?」
「サイショニミスティサンタチガホカクシタフェイクガアラワレタネンダイカラ
イッカゲツゴノジカンニシュツゲンシテマス」
「つまり、あのゴ・・・、まあ昆虫型フェイクがあらわれてから一ヶ月後に
現れる可能性って事かな?」
「ハイ、ソウナリマス」
「ありがと、じゃあ早速行くわよ?レイ」
「解ったよ、姉さん、ロブ、ありがとう」
「イエ、ドウイタシマテ、アナタタチノヤクにタテテヨカッタデス」
そう言った二人は、時空ポリス署を出たのであった
街中
「じゃあ、年代と時間を合わせて飛ぶわよ?設定よろしくね?レイ」
「了解、設定・・・・・完了、行くよ?姉さん、ミスティックトラベル!」
そうレイが言うと、二人の間に空間ができて、二人を吸い込んで
二人は過去の時代に行く事になったのでした・・・
その頃
「おい、ロブ」
「はい?何でしょう?レーベン」
「何であの二人にはロボット言葉で話して、私には普通に話しかけてるんだ・・・?」
「だってそっちのほうがロボットらしくていいでしょ?あの二人は
僕としても結構気に言ってたりしてるんですよ
それにあまり不思議がってませんし?別にいいじゃないですか〜」
「じゃあ私は?」
「興味ないです」
「即答ですか・・・」
そう二人は話していたのであった・・・
続く

■作者からのメッセージ
はい、零堵です
あまり時間がとれないので、少なめですが投稿です
ここで新キャラだしました(前作にはいなかったキャラです)
ちなみに自分はアンドロイドとかそういう人型のロボットが出る話は
結構読んでたりしますね(面白いのだったら見たり)
次、いつ投稿できるかわかりませんが、まあ見てやってくださいませ〜

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