ジュエルプリンセス+6 学園のマスコット☆アイドル 詩羽たん!
作者: 夏姫 みの  [Home]   2010年07月28日(水) 18時00分47秒公開   ID:pKbqOpuK9mo
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 学園のマスコット☆アイドルの一日はまばゆい朝から始まる! 太陽の光からもらって元気いっぱいだよっ!!


詩羽しう。今日はムダに張り切ってるね」
「ムダっていうなぁぁぁああああああ!!!! そして詩羽「たん」と呼びなさい!」
「はいはい。詩羽


ううううううっ!!!!!!! ノリが悪いっ!!


「もうっ!! ノリが悪い兄だなぁ。そんなんだったら恋人の鳴課なるかさんに嫌われるよ!」
「恋人じゃなくて、ただの幼馴染
「隠さなくてもいいじゃないかーw 恥ずかしがり屋さん!ww」
「別に、隠してない」
「んもー」


こんな兄をもったあたしは悲しいよ。お兄ちゃんを見習わないで、みんなは詩羽たんみたいにポジティブにいきましょーねーっ!!



ザ・ポジティブ! ポジティブこそ正義!!



「あ。なんか学校が騒がしい」
「ホントだ! 見に行こうよ!」


「興味ない」


 そんなピシャリと言わなくてもさぁ……。でもそこでめげないのが詩羽だもんね!!


「もうっ! きょーせーてきに行くからね!!」


あたしはお兄ちゃんの腕を引っ張って騒ぎの元となってるトコへ行く。


「ああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
「え」


そこには、あたしのライバルがいた。……くっ! 詩羽たんにライバルが!!





「み、見ないでくださいーーーー!!!!」
「罰ゲームなんですからね? それで姉さんの言うことを聞くっていったのは貴方でしょう? 有紀ゆうき





 ……も、桃奈ももな先輩!! 女装を無理やりやらされて、有紀先輩が涙目……またこれが萌えの原因だねっ! うーーーーっ!!!! 悔しい悔しい!!


「でも、詩羽たんのほうがいいなぁ」
「私もー。あ、本物がいるっ!!」


 ああ、あたしにはいいファンがいるんだ。うん、あたしにはいるんだよね。ちゃんと心のファンが。ありがとう、ありがとう、ありが灯油(*´∀`*)


「姉さん。もういいでしょう」
「まだですわよ。後メイドでにゃんにゃんと猫耳やってもらいますわよ……!!!!」
「ううっ……!!」


ま、まだ続くんだ。有紀先輩、大丈夫かにゃあ?





とりあえず、騒ぎの原因は解明したことだし、次!!






⇒To Be Continued...

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