ロストハンター〜第三幕〜
作者: レイド   2009年11月12日(木) 13時36分27秒公開   ID:LjOpF6jSo/I
〜水の祭典編〜1〜


レイト達は、スノークリスタルをGETした後
スノータウンから出て行ったのであった・・・。


「さて、次のロストアイテムだが・・・」

「ねえねえwレイトw」

「何だ?」

「海行こうよwなんか港町、マリーブルーでイベントやってるってw」

「は?」

レイトは、驚いた。

「マリーブルーって、行った事あるのか?」

「ええ、一年前にね?丁度この時期に水の祭典って呼ばれるお祭りがあるの
だから行ってみたいの?いいでしょ?レイト」


「ん〜、まあ他に行く当ても無いしな?別に構わない」

「じゃあ、早速出発〜レッツゴ〜」

こうして、レイト達は、港町、マリーブルーに行く事にしたのであった。

マリーブルー

港町マリーブルーは、確かにお祭りみたいな事をやっていた。
町には人が集まりだして、楽しく何かを語り合っている。
時々、ショー見たいな事もやってあった。


「ほらw水の祭典開催中じゃないw」

「確かにな、でもここに来て何をするんだ?」

「実はね?ここの名物、海の幸料理を食べたいの、レイトも一度食べたら、やみつきになる事間違いなしよw」


「海の幸料理・・・旨い物だったら、食べたいな」

「さっすがレイトw話が解るじゃないw早速食べに行きましょう〜」


レイト達は、食事所を探した。
そして、見つけて中に入ると、知っている人物が先に何かを食べていた。


「あら?レイトにユーリアじゃない、やっほ〜」

そこにいたのは、海の幸料理?と思われる物を食べている。
サーシャであった。


「サーシャ、来てたのか」

「サーシャさんこんにちは〜もしかして、今、サーシャさんが食べているのって」

「私の食べている物?これは、この町の名物、海の幸料理よ?」

「やっぱりwまだ残ってます?サーシャさん」

「まだ大丈夫だと思うけど」

「じゃあ、私達も海の幸料理頼みます〜w」

ユーリアは、店員にそう告げる。
そして数分後、海の幸料理と思われる料理がやって来た。


「わ〜いwさ〜って、頂きます〜wん〜おいし〜w」

「おいおい、そんな猛スピードで食べるか?ふつ〜・・・ま、確かに美味しいな」

「それより、何でここに来たの?レイト?」

「ああ、ユーリアに誘われてな、たまたまここに着いたんだ」

「そうなの、まあ、今は水の祭典中だから、着て良かったのかも知れないわね?
じゃあ、私は、ちょっと見たい物あるからもう行くわね?それじゃ」


そう言って、ユーリアは店から出て行く。
無我夢中で海の幸料理を食べているユーリアを見ながらレイトは、こう呟く。


「ここに、ロストアイテム・・・あるのか?」

レイトは、そう呟いているのであった・・・


〜2〜


レイト達は、海の幸料理を食べて、ロストアイテムを探す事にしたのであった。


「あ〜美味しかったw」

「よくあんだけ食べられるな、俺には無理だ」

「だって、美味しかったんだもんw」

「まあいいか、ところでここに本当にロストアイテムあるのか?」

「さあ?あるかどうか解らないわよ?でもせっかく来たんだから楽しみましょう?」

「楽しむって・・・何をだ?」

「そうね・・・あ、ほら見てみて?レイト、海豚ショーっていうのやってるみたいよ?」

「海豚ショー?」

「海豚を使って、何かを芸見たいのをするみたいね?行ってみましょうよ?」

「まあ、他に行く所無いし、ま、いいか」

レイト達は、海豚ショー会場へと行くのであった。

海豚ショー会場


会場は円形状の作りになっていて、中心に海豚達がいる。
レイト達は、最前列の席に座ったのであった。


「海豚、かわいい〜w」

「ああ、見てて悪くは無いな」

レイト達が座って、数分後、会場にアナウンスが流れ、海豚ショーが始まったのであった。


「わ〜w凄いw」

「おお、これは凄いな」

レイト達は、素直に驚いている。
そして、ショーが終わり、町を歩いていると何やら戦いが始まっていた。


「見つけたわよ、あなたには莫大な賞金がかかってるわ、さあ、おとなしく捕まりなさい!」


「っけ、誰がお前見たいな女に捕まるか!これでも食らえ!」

男は、刃物を持って、攻撃した。

「甘い!」

女は、それを何なく避けると、無数の針を用意してこういいました。

「これでも喰らいなさい!スプラッシュ・レイピア!」

女は、無数の針を男に向かって投げつける。

「ぐはあ!や、やったな!許さんぞ!」

男は、怒って突撃してくる。
その光景を見ていたレイト達は


「ねね、助けない?」

「何でだ?」

「だって、仮にもあの男、賞金首だってあの人言ってたでしょ?てことは、私達も加勢すれば賞金貰えるかも知れないじゃない?だから手伝おうよ?」


「そうだな、そうするか!」

レイト達は、向かって来る男に向かってこう言った。

「待て!俺達も相手になるぞ!とりゃあ!」

「行きます、空刃断罪拳!(くうはだんざいけん)」

レイト達の攻撃をモロに喰らう男

「ぐはあ、覚えてろよ・・・」

そう言って気絶した。

「あ、ありがとうございます、協力してくれて」

「気にするな」

「そうよ、じゃあこいつを役人に突き出そうw」

「そうだな」

レイト達は、男を役人に突き出して、たっぷり礼金をもらったのでした。

「ふところがあったかいw」

「そうだな」

「貴方達は、一体何者ですか?私は、賞金稼ぎのソフィア・エネスト、貴方たちは?」


「俺は、レイト・サージェントだ」

「私は、ユーリア・ハルメリアよ?よろしくね?」

「レイトにユーリア・・・覚えとくわ」

「じゃあ、俺達は行くからな?じゃあな?あんま無茶するなよ」

「え?ええ・・・ありがと」

「じゃあね〜w」

レイト達がソフィアの側から去った後
ソフィアは、こう呟いていたのであった。


「レイト・・・何か良かったわ、よしw決めた、レイト達の後をつけよう、そして・・・いつか・・・きゃ〜w」


何を考えてるかは、置いといて、ソフィアは、そう決めたのであった。


〜3〜


レイト達は、ソフィアと出会い、犯罪者を牢屋にぶち込んで賞金をGETしたのである。
賞金を貰った後、水の祭典中の町を歩いている。

「しっかし、何所にあるんだ?ロストアイテムは」

「ねえねえ、レイト、聞いたんだけど、この町に、藍色の宝玉っていうのがあるみたいなの?それを、皆、探してるんだって」


「何か、怪しいな?」

「でしょ〜?だからね?早速調査して見ようよ?wロストアイテムかも知れないしw」

「そうだな、良し調査してみるか!」

「了解」

レイト達は、町の人々に藍色の宝玉が無いか?と尋ねたのであった。
そして、得られた情報は、この町には隠し地下部屋があると言う事だけであった。


「地下部屋か・・・そこに藍色の宝玉がある可能性が高そうだな」

「そうみたいね?でも、地下部屋にどうやって行くのかなあ?隠し階段とか探すって事?」

「かもな?でもこの広い町の中、どうやって隠し階段を探すんだ?」

「そうよね・・・って、あ、レイト!あれ、あれ見て!」

ユーリアは、何かを見つけたらしく、レイトに言う

「何だ?ん・・・あれは、ヴァルト・・・」

レイトは、ヴァルトを見つけた、ヴァルトは何かを探しているらしくうろうろとしている。


「ねえねえ、レイト?ヴァルトにくっついていけば、もしかしたらロストアイテムの在り処が解るんじゃない?」

「そうだな、よしヴァルトの跡を追うぞ!」

「OK〜wボスw」

「何だ?ボスッて?」

レイトは、疑問に思ったが、考えていたらヴァルトがいなくなってしまうので
考えない事にしたのであった。


「ふむ・・・ここに、ありそうですね」

ヴァルトは、町外れの古びた屋敷に辿り着いてそう言いました

「ねえねえ、ヴァルトったら、何か古い屋敷に立ち止まってるけど、どうしたのかな?」


「さあな?俺が知る筈無いだろ」

レイト達が隠れて、話していると

「そこに隠れているのは、解っている、姿を見せたらどうですか?レイトにユーリア」

「ありゃ・・・ばれてる」

「よ、良く尾行してるのが解ったな?」

「ふん、あんなみえみえの尾行が、成功したと思っていたんですか?町の人々が噂してましたよ?「変な動きをしている二人組がいる」ってね?バレバレでしたよ?貴方達が尾行しているのがね?」


「う・・・では、一つ聞くが、お前はここで何をしてたんだ?」

「私ですか?私はね?ここの地下にあると言われているロストアイテム、藍色の宝玉を取りに来ただけです、それに言いましたよね?もし邪魔したら容赦はしないってだから、ここにある藍色の宝玉は渡しませんよ!」


いきなりヴァルトは、戦闘モードになった。

「どうやら、戦うしか無いようだな・・・ロストアイテム、頂くぜ!」

「私も、ヴァルトだけは許しません!成敗します!」

こうして、レイト達とヴァルトの戦いが始まろうとしていた


〜4〜

港町マリーブルー、ここにやって来たレイト達はロストアイテム、藍色の宝玉を手に入れる為に、ヴァルトと戦うのであった・・・




「私が頂くのですよ、藍色の宝玉はね?貴方方になんか渡しはしませんよ!」

「やるしかないようだな?藍色の宝玉は、俺達が頂くぜ!」

「そうです!それに私を操った事、許しません!」

「では・・・本気でやらせてもらいます!はあああ!」

ヴァルトは、そう言うと、杖を振り回して空中で円形状の輪を作るそして、呪文らしき言葉を言うのであった。

「我が法術の力、相手に安らぎを・・・ストリーム!」

ヴァルトは、そう言う、すると円形状の輪から無数の光の玉が発射される

「うわ!なんかやばそうなのが向かってくるわ?どうするレイト!」

「俺に任せろ、我が眼差しの力、真実を現せ!サーチアイズ!」

レイトの眼力により、光の玉が空中で固まって止まる。

「今だ、ユーリア!」

「解ったわ、喰らいなさい!ハルメリア流、破邪連打翔!」!」

ユーリアは、固まった無数の光の玉を、ヴァルトに向かって蹴り出す無数の光の玉は、ヴァルトに一直線にと突撃してきた。

「フ・・・そのような攻撃、私の法力で防げます、甘いですよ、光障壁」

ヴァルトは、そう呟くと、光の壁を発生させて防いだのであった。

「なかなかやりますね?では、これならどうですか!」

ヴァルトは、再び杖を構えて、呪文を言う

「アンチホールド!」

ヴァルトは、そういう、すると闇の光線がレイト達に向かって発射された。

「っく、当たる訳には・・・」

「こ、この光は一体・・・」

「この光は、元々相手を癒す為だけのものだったんですよ?でも私は、それが気に入りませんでした、だから、魔術と融合させて、回復させる光線を逆に傷を与える光線にしたんです、お解かりかな?」


「て、事は・・・」

「っく、当たる訳にはいかなくなったな・・・」

「た、確かに・・・きゃ〜!」

レイト達は、ぎりぎりで避けた。
ヴァルトとの戦闘中、レイトは誰かやってくる事に気がつく


「ん、誰かやってくるな?」

「あら?レイトにユーリアじゃない?一体どうしたのよ?」

やって来たのは、サーシャであった。

「援軍を呼んだのですか?なかなか貴方も卑怯ですね?でも、私は負けませんよ!」


「え?何言ってんのよ?」

「援軍?呼んだ覚えないけど」

「問答無用!覚悟!」

ヴァルトは、サーシャに向かって法術をぶっ放して来ました。

「一体何なのよ!しょうがないわね!私の銃は、止められはしない!唸れ!ライトニング・バースト!」

サーシャは、二丁拳銃で、法術を消滅させた。
消滅させた後、ヴァルトの肩に当たって、ヴァルトは体制を崩す。


「つ、強い・・・こ、この傷ではまともに戦っても勝ち目がないですね?私は、ここで引き上げます、今度あった時、私は本当に手加減なんてしませんよ?では」


そう言って、土の中へと消えた

「き、消えた?あいつ化け物か?」

「う〜ん、どうだろ・・・法術の力かも知れないし、私にとっては魔術使えるって方が、化け物って思うわよ」

「あ〜また逃げられた〜、まだ怨み返してないのに〜」

「ま、いいだろ、とりあえずロストアイテム、藍色の宝玉をGETしないとな」

「そうね」

レイトとユーリアは、そう言って古い屋敷の中へと入った

「藍色の宝玉?何?それ?あ、ちょっと説明してよ?まって〜」

サーシャは、レイト達の後を追うのであった

古い屋敷


屋敷の中は、カビやコケがいろいろ生えていて、人が住んでるとは思えない状況であった。

「藍色の宝玉は、隠し階段がある地下室にあるって事だけど、ここに隠し階段あるのか?」

「さあ・・・でも、なんかありそうよね?こんな雰囲気、まるでダンジョンみたいだし」

「ダンジョン?何だそれは?」

「え?え〜っと、めちゃくちゃ難しい迷路かな?」

「ねえ、地下室探してるの?これ、階段じゃない?」

「え?あ、ほんとだ・・・」

「別に隠しじゃないやん、堂々とあるじゃん・・・」

確かに、地下へと続く階段は、目の前にはっきりとあった

「と、とにかく行って見よう」

レイトがそう言って、三人は地下へと進む
そして、数十分後、三人は屋敷の外へ出ていた


「あの野郎・・・むかつく事しやがって・・・」

「ほんとよね!」

「ま〜あんなに馬鹿にされたのは、初めてだわ」

レイト達が地下で見た光景は、空っぽの宝箱と一通の手紙
手紙の内容は


「藍色の宝玉は、確かに頂いた、もうここには無いのに来る愚か者がいるだろう
まあ、私は知っているが、悔しかったら取り返して見ろ、まあ適わん夢だと思うがな?ふふふふふ、ヴァルト」


こう書いてあった 。

「今度奴を見かけたら、倒す・・・必ず」

「私も・・・うふふふw」

「な、何か二人とも・・・怖いわよ・・・」

サーシャは、そう呟いたのであった。


続く
■作者からのメッセージ
はい、ロストハンター続編です。結構長い話になったかな?
よかったら見てみてくださいませ〜

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