とりぷる☆風邪っぴき子猫
作者: なぁび   2009年05月24日(日) 23時32分16秒公開   ID:EwcnCl4eQxI
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 そして現在となれば。



 「李玖…あんた風邪移すんじゃないわよ」
 「はぁ?お前がかってに引いたんだろ?」
 「僕もうつった〜…キリちゃぁ〜ん…」
 
 現在も変わらないのは風邪をひくタイミングだけは一緒だということ。
 それから…。

 「瑠姫、これ風邪薬。はる、体温計で1回熱測ってみろ。李玖、いいから寝ろ」

 看病は今も変わらず修がやってます。
 なぜなら今、瑠姫は彼女で遥は同じバンドのボーカルで李玖は…月が怖いから。

 「別に、風邪じゃないから!看病なんてして欲しくないから!」

 変わったことと言えば瑠姫が前より素直じゃなくなったこと。
 それでも修は看病をしてあげる。





















 「看病してくれたから、お礼、何がいい?」

 元気になると決まって瑠姫はそう言う。そっぽを向いて、でも赤くなった耳だけは隠せなくて。
 くすっと修は笑って瑠姫に近寄って同じように決まってこう言ってやる。










 
「俺のためだけに作った、瑠姫の手料理!」










■作者からのメッセージ
またまた番外編です〜
番外編を書く時はネタに詰まってる時です…

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