ジュエルプリンセスshining 第１３話　決意

作者： 夏姫 みの  [Home]   2009年07月18日(土) 20時03分16秒公開   ID：bkWoewa3Plc

【PAGE 2/2】 [1] [2] その頃のブラックローズ学園では 「……最近、学校に行ってない」 　秀はキレイな青い空につぶやいた。生徒会の皆も心配してると思うが、それに応えられない。何故か。それは… 僕は生徒会たちの敵存在。だから生徒会《あの人たち》とは、本当は関わってはいけない。 敵という存在はつらい。さらに生徒会の一員だから、そのつらさも倍だ。 「……関わってはいけない」 秀は寂しげな顔をして、心ではこう思っていた。 ――神様 どうか僕を 敵からの関わりをなくして欲しいです。 と、キレイな青い空に願った。 「絶対に、貴方の居場所をつきとめるからね。秀くん……！！」 　叶氣は、なにかを決心したように強く自分に言った。このときはまだ、とんでもない悪夢に巻き込まれるなんて、ほんの少しでも思ってもいなかった。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく

■作者からのメッセージ 　一気に甘甘な野外学習からシリアスな日常に戻っていきました！ 夏姫 みのです♪ 　いいのでしょうか〜短くて。いつもより２倍ぐらいは短いです。長く感じられると思いますが、間がたくさん空いてるので、そのぶん長く感じるんです。文は短いですー。 　これからも、シリアスになると思うんで、よろしくお願いします（何故か私が小説を書くと、シリアスになるのは何故でしょうか？ と思う作者より）。

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