舞波学園活動記11
作者: レイド   2009年10月19日(月) 14時15分56秒公開   ID:LjOpF6jSo/I
サバイバルゲームから数週間後
季節は、秋に突入したのでした
〜舞波学園活動記第十一回〜舞波学園祭!〜
ここは、舞波学園3階にある部室
部室の名は、自由部となっていました
その部室の中に、数人の男女が集まって何か話しています


「皆、季節は、秋よ?秋と言えば何を思い浮かべる?」


椅子に座っていた女生徒がそういいました


「秋、秋といえば・・・やっぱり食欲の秋かなあ?」


「でもスポーツの秋とも言うよね?」

「芸術の秋で、絵を描いたりもいいかもだよ?」


「あ、そういえばこの学園って秋に何かあるのか?由奈先輩」


「あるわよ?ユウ、実はね」


由奈は、ユウに向かってこう言いました


「秋といえば、学園祭よ!」


「学園祭?そんなのあったの」


「そういえば、ユウ君と美香は知らなかったね?
この学園は毎年この時期になると、学園祭をやる事になってるんだ」


「そういうこと、で?我が自由部もその学園祭に参加しようと思ってるわけ
あ、ちなみに去年の学園祭も参加したわよ?」


「そうなんだ?去年って何やったの?」

「去年は、三人しかいなかったら、屋台を開いたよ?」


「そう、私が考えた焼きそばとたこ焼きとイカ焼きをミックスした焼きイカたこそばを作って売ろうとしたけど
数時間で先生に販売中止と先刻された、まぼろしの企画だったわ」


「何で販売中止に?」


「何か保健室に運ばれた者が
焼きイカたこそばを食べておなかを壊した者が続出したからだって
保険の先生に聞いたわ」


「そうなんだ・・・」


「とにかく、今年も学園祭の季節がやってきたから
今年は何をやるか考えないといけないわね?皆、何をやる?」


自由部メンバーは、何をやるか考えたのでした


「今年は、人数増えたから色々な事が出来るね?」


「確かにね、ど〜しようか?」


「ユウ、何かやりたい事ある?」


「やりたいこと?そうだな・・・」


雄一は、何をやるか考えたが、何も浮かばなかったのでした


「浮かばないな・・・」

「しょうがないわね?じゃあ・・・去年の反省も込めて
コスプレ喫茶というのは、どう?」


「コスプレ喫茶?」


「上手くいけば、稼げるわよ」


「じゃあ、やる〜」


由香里は、儲かると思ったのか、笑顔で即答しました


「他の皆は?」

「僕はかまわないけど」


「ボクも」


「じゃあ、決まりね?今年はコスプレ喫茶を開いて
我が自由部が、学園人気投票一位を狙うわよ」


「学園人気投票?何だそれ?」


「ユウ君、学園人気投票と言うのは
舞波学園の学園祭の最後に全員集まって、投票するの
そして、何所が良かったか決めるの」


「そうなんだ」


「去年は、最下位だったから今年は、一位を狙うわ!
じゃあ、早速準備するわよ、自由部、活動開始」


そういって、学園祭に向けて色々と準備する事になったのでした



つづく
■作者からのメッセージ
学園祭の前日の話を書いてみました。
自分は学園祭というのは、あまり積極的に参加しなかったのを覚えてますね〜

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