舞波学園活動記番外編
作者: レイド   2009年10月13日(火) 12時37分57秒公開   ID:LjOpF6jSo/I
雄一達が舞波学園に入学してきて初めての夏休み、その夏休みに起こった事でありました

〜舞波学園活動記外伝〜誠二の夏休み〜

「今年の夏は、何をしようか・・・」

そう言ったのは、雄一の悪友の三坂誠二でした、誠二は夏休みに入ったので何をしようか考えてるみたいです

「とりあえず、バイトしてお金を貯めて、ガールハンティングでもするぜ!」

誠二の頭の中は、綺麗な女の子と、一緒にいる光景が浮かんでいるみたいでした

「早速行動開始だ〜!」

そう言って、誠二はアルバイトする事にしました

「で・・・何でお前がいるんだ?」

誠二が、アルバイト先で出会ったのは、雄一でした

「あのな・・・別にいいだろ?バイトしたって」

「まあそれはそうなんだけど、まあいいか
いっしょに頑張ろうぜ?あっところで雄一?」

「何だよ?誠二」

「ここって、可愛い人いるか?いたら教えてくれ」

「お前は相変わらずだな・・・お前の頭には、その事しかないのか?」

「ああ、俺は良い女といっしょに遊びにいったりしたいからな?俺はそんなことしか考えてないぞ」

二人で話していると、同じバイトの制服を着た少女がやってきました

「始めまして、今日からここに加わる事になった
佐橋楓です、よろしくお願いします」

「あっこちらこそよろしく、有坂雄一です」

楓の姿をみた誠二は、興奮気味に話しました

「俺は、三坂誠二!仲良くしようぜ!楓ちゃん!」


「あっはい、よろしくお願いします」

「おう!」

「あっ私、店長に呼ばれているので、失礼します」

そう言って、楓はいなくなりました

「雄一」

「何だ?」

「いいバイトじゃないか、ここ、俺、楓ちゃん、気に入ったぜ!」

「おまえは、相変わらずだな・・・、あっ時間だぞ?」

「おっもうそんな時間か、今日から頑張るぜ!」

そう言って、誠二は元気に仕事をする事にしたのでした、それから八時間後

「ぜぇ・・・ぜぇ・・・疲れた・・・」

「もうばてたのかよ?まだ初日だぞ?」

「まさか、こんなにきついとは思わなかったんだよ・・・俺、駄目かも・・・」

「おいおい、まだ初日じゃないのか?」

「けどよ・・・疲れたぜ・・・」

二人が話していると、楓がやって来ました

「お疲れ様です、明日も頑張りましょうね?」

「ああ」

「おっおお!明日も頑張るぜ!」

「誠二さんは、元気いっぱいですね?そういうの見てると、私まで元気になりますよ?」

「そうっすか!ありがとうっす!」

「あっじゃあ私は、帰りますね?それではまた明日」

そう言って、楓は帰りました

「お前・・・疲れたんじゃなかったのか?」

「何言ってんだよ?俺がそんな事言う筈ないだろ?」

「さっきと言ってる事が違うぞ、誠二」

「まあいいじゃないか、明日も頑張るぜ!雄一、明日も頑張ろうぜ?」

「あっああ・・・」

雄一は、調子いいな・・・こいつ・・・と、思っていました
そして次の日

「今日も頑張ろうぜ?雄一」

「ああ」

「あっところで雄一」

「何だ?」

「楓ちゃん知らないか?さっきから見かけないんだけど」

「今日は、彼女、休みだぞ?」

「は?」

「いや、は?じゃなくて休みなんだ」

「何だよそれ!?ど〜して休みなんだ〜!」

「俺に聞くな!知ってる訳ないだろ!」

「はあ・・・やる気でねえ・・・」

「おいおい」

雄一は、本当に呆れてました、そして今日の誠二は
本当にやる気がない感じでした、そして次の日


「おはよう〜っす」

誠二がアルバイト先に着くと、雄一がいました

「お前早いな?」

「別にいいだろ?そう言う誠二だって十分早いぞ?」

「そうか?」

二人で話していると、雄一は何かを思い出したように言いました

「あっそうだ、誠二」

「何だ?」

「おまえ明日行われる花火大会、見に行くのか?」

「ああ、毎年やってるあれか、今年はどうするか考えてなかったな」

「俺は見に行くけど、お前はどうする?」

「そうだな・・・」

誠二が考えていると、楓がやってきました

「おはようございます、雄一さんに誠二さん」

「おはよう」

「おっ?楓ちゃん?おはよう」

「ちょっと聞こえたんですけど、花火大会の話してましたよね?」

「ああ、俺は行こうと決めて誠二に行くかどうか聞いてたんだ」

「そうですか〜、あっじゃあ雄一さん
私も花火見たいですから一緒に行きましょうか?」

「俺は別にOKだよ?」

それを聞いた誠二がいきなり大声で叫びました

「雄一!俺も一緒に行くぜ!」

「あっああ・・・」

「じゃあ決まりですね?明日が楽しみです〜」

「俺も!かなり楽しみ!」

「ほんとに楽しみみたいだな・・・誠二」


雄一ははっきり言って呆れていました
そして次の日、花火大会の日誠二が花火大会開場に行くと
すでに雄一がいました


「よう雄一」

「ああ」

「楓ちゃんは?」

「まだ来てないみたいだぞ」

「そっか・・・なあ雄一?頼みがあるんだが?」

「何だ?奢るとかそういうのだったら、却下だぞ」


「違うって!俺が頼みたいのは
楓ちゃんと二人っきりにして欲しいんだ俺
あの子の事、何かいいなあと思ってるから、いいか?」


「・・・まあ俺は、別にいいけど」

「サンキュー!恩にきるぜ!じゃあ途中からいなくなれよな?」

「解ったよ・・・」

二人が話していると、楓がやって来ました


「遅くなってすいません〜待ちましたか?」

「いや、全然待ってないよ?な!」

「あっ、ああ・・・」

「そうですか〜よかったです、じゃあ行きましょうか?」

「おう!行こうぜ!」

「ああ」

こうして、三人は花火を見る為に移動しました

「そう言えば誠二さんと雄一さんっていつから知り合ったんですか?」

楓は二人にそう聞くと、誠二がこう話しました


「そうだなあ〜雄一と会ったのは
中学一年の頃に一緒のクラスになって
そっからずっとつるんでるな」

「そう言えばそうだな、思えばあの頃からお前は変わってないよな」

「そうか?」

「ああ」

「二人とも、仲がいいんですね?」

「そう見える?」


「はい、なんか羨ましいです」

「そうか・・・?」

雄一が悩んでいると、ドーンと大きな花火が撃ち上がりました

「わあ、綺麗です〜」

「あっ本当だな」

「花火も綺麗だけど、楓ちゃんも綺麗だぜ」

「え?今、何か言いました?」


どうやら誠二が言ったのを楓は花火な音で聞こえなかったみたいです
誠二は、雄一に小声でこう言いました

「なあ?そろそろ頼むぜ」

「解ったよ」

雄一は、そう言った後、こう言いました

「あーそう言えば、やることがあったの忘れてたー、俺、帰るなー」

えらく棒読みな台詞を言いながら、雄一は人混みの中に消えていきました

「用事って何でしょう?」

「さあ?やる事が出来たんじゃないか?それより二人で楽しもうぜ!」

「そうですね?楽しみましょうか」

それを聞いて、誠二はラッキーと、思っていました

「あっ誠二さん、大きい花火あがりましたよ?綺麗です〜」

「あっホントだな?綺麗だ」

誠二は、そう言った後、急に真剣な顔になり、こう言いました

「楓ちゃん!」

「はい?何ですか?」

「俺・・・初めて会った時から、楓ちゃんの事
好きになったんだ!俺とつきあってください!」

「ごめんなさい」

誠二の告白、瞬殺で撃沈しました


「実は、私、明日から海外に行っちゃうんです
誠二さんがそう言ってくれた事は嬉しいですが、ごめんなさい」

「あっ、そう・・・そうなんだ・・・」

それを聞いた、誠二はがっくりとしました

「でも最後に花火大会に誘ってくれてありがとうです」


そう言って楓は微笑んだのでした
こうして、誠二の夏が終りを告げたのでした、そして新学期

「よ、雄一」

「あっ誠二、結局どうだったんだ?」

「駄目だった・・・けど俺は諦めないぜ!
俺の好みの女性はいる筈!だからウハウハスクールライフを目指すぜ!」

そう固く決意する誠二、雄一はやれやれ・・・と、思っていたのでした

〜end〜

■作者からのメッセージ
はい、舞波学園活動記番外編です。誠二の夏休みを書いてみました。
雄一、何気にいいやつかもです。誠二・・・あわれとしか(笑)
次からは、本編を登録しますね。

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