私のスクールデイズ 番外編 喧嘩 -琉生と光- 前編
作者: 志乃  [Home]   2009年10月03日(土) 18時49分58秒公開   ID:NEGotb98KE6



「お前なんて知らないからな」
これが僕と琉生の初めての喧嘩でした。


私のスクールデイズ 番外編 喧嘩 -琉生と光-

喧嘩した理由は簡単だった。
ただ、琉生がラブレターをもらってそれを捨てようとしてたから止めただけのつもりだった。

“いちよう行ってあげたらどうですか”
“めんどくさい”
“琉生、いい加減にワガママは止めたらどうですか”
“お前には関係ないじゃん”
“そんなこと言わないで……”
“いちいちうざいんだよ”
“僕は琉生のことを考えていってるんだよ!”
“余計なお世話だ、お前なんて知らないからな”


気づかなかった。
ただ僕は琉生と友達でいたかった筈なのに、親的存在でいたかっただけなのに。

―――何処で間違えたんでしょう

今は教室に行きたくなかった。
しかし、授業が始まるためにとぼとぼ向かいました。


琉生の周りには人が沢山いました。
凛くんや京平くん、春樹くんが琉生を囲んで楽しそうに話しています。

僕は胸が痛くなったので俯いて自分の席につきました。


「どうしたの光?」

話しかけてきてくれたのは留季だった。

「それが喧嘩をしたんですよ」
「琉生と?」
「はい。どうしたら良いんでしょうか……」

思いつかない。
琉生のことは橋本さんや大石さんよりは知りません。

「事情を聞かせてもらえる?」
「はい実は………」

留季にさっきの事情を話しました。

「やっぱり琉生がわるいじゃん」
「そうなんですか?」

「光は少し優しすぎなんだよ」

優しく話しかけてくれました。
ちゃんと僕のことを考えてくれてたみたいです。


「優しすぎですか?」
「そうなんだよ。ぼくは光のことを好きだから、例え琉生でも許さない」
「……留季」

「あの子に気づかせてあげないとね……光」

留季の笑顔は怖かった。
黒い何かに覆われている感じがした。

「しばらく光はぼくといてね」

そう言って留季は去っていきました。





















■作者からのメッセージ
何故か喧嘩話。
自分でも何故書いたか分かっておりません。

後半もお楽しみください★

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