偽りの協奏曲 第1楽章 嘘隠し編 序章

作者： 乃架  [Home]   2009年09月29日(火) 21時17分52秒公開   ID：BrJ0iI6u45Y

「お前は呪われた子なんだよ!!!」 嗚呼、いつまでいわれ続ければいいのだろうか 「梨華本当なの?」 別に隠してきたわけじゃない 「梨華なの!?」 もう一人の自分 同じ存在なのに普通の人間 「梨華さまはこちらでお待ちください」 また繰り返される日々 何回もその言葉は貴方から聞いた 「お前なんて死んでしまえ!」 上等よ 私は何回も“死んでる”んだから 「もうあの頃に戻ることは出来ないのかな? みんなが輝いていたあの頃には戻ることが出来ないのかな? ……戻りたいよ」 繰り返される日々 ただ私はこの日常がいつか終わりを告げてくれることを信じている 新しい日々 人の傷つかない世界 笑顔の耐えない世界 こんな日常が続けばいいのに これ以上大切なものを失いたくはない

■作者からのメッセージ サイトで運営している小説です。 まだ一話しか完成しておりませぬ。 アドバイスを良かったらくださいませ。

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