ストーリー 〜Two stories〜
作者: なつもも   2009年09月18日(金) 21時06分09秒公開   ID:I3pQytENAQc
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その交差点に着いた…がしかし、目的の相手はいない。さて、どこにいるだろうか? その時



ドンッ…



「はわっ!」
「?!」











それは流れ星みたいな出会いだった――。















「……? どうした叶氣かなき
「……えと……あの、もしかして貴方は……」



妖精物語の主人公……でしょうか?」



「ではあなたは……




雑誌に載ってた人?」




4人は瞬きも出来ない。まるで凍りつくようにその場で立っていた。
時間や町の動き――それも全て忘れ去ってしまう出会い……。





「とりあえず、どっかで休もう?」

日向ひなたが言う。皆もその意見に賛成した。


「なんでこんなところにいるんだろう? もしかして、神様のイタズラなのかなぁ? それとも…」

叶氣は考え込んだ。

「いや、それは無いと思うけど」
「……まあね」

唯と日向が言う。

「とりあえず自己紹介ね。私は草柳 叶氣。で、となりは私の彼氏的存在の日向 陽だよ」
「彼氏?!」

唯は驚く。

「え、あ、うん。彼氏なんだよー?」
「そうだけど?」

叶氣と陽は言う。

「えと、自己紹介。ボクは佐藤 日向。で、こっちが…」
「野中 唯。自己紹介ぐらい自分で言える」
「ごめんごめん」

日向は唯に謝る。

「とりあえず、どこか行こう? もう十分休んだし」
「そだねー。えっと…」
「あ、ココ。唯が好きそうな場所」
「え?!」



日向が指したのは――水族館だ。叶氣達は驚いた。実はココは…

「あっ! この水族館。陽と一緒に行ったことあるよね!」(ジュエルプリンセス1期 第11話参照)
「ああ」
「とりあえず行こうっ!」

唯は走って水族館に行った。

「本当に子供ですね。唯」
「ううん、可愛いと思うよ? 元気で明るいし。まるで……

                            太陽と対になる、月みたいに明るい

叶氣は唯を遠い目で見ていた。そして





唯の気持ちも気づいていた。





「私たちも行こう」
「そうですね」
「そうだな」

3人は唯の後を追いかけるように水族館に行った。




⇒To Be Continued...

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