夏色 優佳(なついろ ゆか)の日記〜1〜
作者: NAYU   2009年07月19日(日) 22時15分00秒公開   ID:Bd9jGYOzvN6
〜1〜


今日は高校の入学式


長いサラサラの黒髪をポニーテールにして校門に歩いていく少女がいた


ユカ「今日は入学式だな・・・。」


侍のような言葉遣いのユカは周りの注目を浴びる


だが
侍のような言葉遣いが注目を集めているわけではない


「あの子かわいくねぇか?」


「ホントだ〜!髪もサラサラ〜。」


ユカの美しさにあった


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ユカ「校長殿の話が長いな・・・。」


今は入学式の最中


ユカ「う〜む、じれったい。同じことをグチグチと・・・。」


ユカが黒いオーラを発している


校長の話がやっと終わった


ユカ「終わったか・・・。」


入学式が終わった


ユカが教室に向かって歩いていると


先輩男A「ねぇねぇ、メアド交換しない??」


すぐに先輩に声をかけられたユカ


ユカ「生憎だが、わしは携帯を持ってはいない。」


ユカはきっぱり言った


先輩男A「は・・・?」


ユカの言葉にみんな振り向く


信じられないのだろう


ユカ「わしは友達がおらんからな。」


先輩男A「え、じゃあ連絡とかって何でしてるの??」


ユカ「連絡?わしに連絡を送る相手も何もいない。」


当たり前のように言う


先輩男A「じゃあさ、イエデンは?」


ユカ「あぁ、イエデンは○○−○○○○だ。」


男子はみんなメモをしている


その中にメモをしていない男がいた


タイガ「叶わない恋して何かあんのかよ・・・。」


タイガはその場をすぐに立ち去る


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ユカ「さて、日記でも書くか。」



〜3月24日日曜日〜

今日は入学式だ。
校長の話が妙に長い!

もう少し生徒が喜ぶ内容にはできぬものなのか?
できぬならもう少し話を短くして欲しい。

同じことを何度も言うことに意味などない!
生徒はそんなにバカではないぞ。

聞いていない者は
切り捨てるが良い!

・・・。
単なる愚痴になってしまったが

あの電話番号を教えた先輩殿以外にも電話が来た。
ったく!どこから嗅ぎ付けた・・・。

これから忙しくなりそうだ。
明日からも勉強も運動も『文武両道』で頑張る事にした。

おっと。
日記が長くなったな・・・。

今日のわしはもう寝る。
オヤスミだ。未来のわし。


















■作者からのメッセージ
これはモテモテで強気のユカという少女の壮絶なる(?)日記でーす!

おもしろかったなら次も読んでください!!

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