フェアリーテイル 第5話 唯と優の再会
作者: モモ   2009年07月12日(日) 18時49分35秒公開   ID:.YGsdf.9cjE
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「フェアリーランドってー?女王様ってだれよー」

ぱちっ

「ふぁー。よくねたー」

「またおきちゃったか。」

「あれ、学園長?それにしては小さいような…。」

「あたしはローズ。愛、…いえ、学園長の妖精よ。」

「そうだよね。人間がそんなに小さいわけないよね〜」

「唯ちゃん、あなたに会わせたい人がいるの。ついてきて」

「うん。」




















「今日もがんばって勉強してくださいね!」

「はーい!」

(ふぅ。今日の仕事は終了。)
学園長は仕事が終わったところ。
今は、自分の家に向かっている。学園長の家は学園の中にある。



「優ー、いるー?」
(またいない…。勝手に抜け出して…これから重要なことがあるっていうのに。)








そのころ優は散歩をしていた。

「今日もいい天気ー!」

「ちょっといい?優ちゃん」

「あっ、ローズ。いいよ」

「実は…、あなたのお姉さんが来ているのだけれど」

「まぁ!お姉様がいらっしゃるの?早く会いたいわ!」

「こ、こんにちは…」

ドアに隠れていた唯が、優の前に出てきた。

「お姉様!お久しぶりですわ!」

唯に会えた嬉しさのあまり、唯をだきしめた。

「く、くび、し ま る…」

「あっ、これは失礼しました。」


「…あなた、本当に優?」

「はい、そうですわ。」

「大きくなったねー。」

「小学校いらいあってないですものね…。おどろくのも無理ないですわ。」


確かに、唯と優は同じくらいの背だった。
もしかすると、優の方が高いかもしれない。

唯と優はそのあとも1時間以上話していた。







「どうだった?久しぶりに優ちゃんと会った感想は。」

「うん、小さい頃にしかあったことがなかったから…。妹の存在なんか忘れていたし。」

「そうね。これから起こる出来事も頑張るのよ。」

「それって、」

「そう。アレのこと。
  あっ、家に帰りたかったら、この道をまっすぐ行けば校門に着くわ。」

「ありがとう。(帰っていいかな…?みんなも心配しているだろうし)」



⇒To Be Continued...

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