暗転日常01
作者: 零   2009年06月08日(月) 17時33分51秒公開   ID:NqbpUpPD62U
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 「ユイは好きな人とかいる?」




 唐突に聞かれた為,ユイはちびちび飲んでいたバタービールに咽たむせた


 
 

 「げほっごほっ・・・・・・・・・何よ急に」


 
 ユイは自寮の友人,セラ・ルシファーをキッと睨むとそう言い返した。



 「いやさーユイって醒めてるから逆にそうゆうのに興味があるんじゃないかと思ってv」



 何だその単純思考,と思いながらユイはバタービールを再び手に取った。



 「で?ど・う・な・の?!vv」



 結局そこか・・・とため息をつき,



 「ない



 と一言。



 「えぇーっ!!ユイって結構他寮でも人気あるのに!!!」



 「ふーん」


 勿体なーいと口を尖らせて言うセラに,ユイはそんな事お構いなし。



 「私としてはー・・・そうね!グリフィンドールの悪戯仕掛け人がいいんじゃない?」



 「・・・」



 途端,バタービールの瓶を口元に運んでいた手がピタッと止まる。



 ガッシャァアン!



 瓶が割れた。


 否,正確に言うと『落とした』のだ。


 ユイは瓶の残骸からフイッとそっぽを向いて「もう寝る」と言った。



 「ちょ,ユーーイーッ!!・・・どうしちゃったのかしらあの子」



 その理由は,ユイ以外知る由もない。





 


 
 




 
■作者からのメッセージ
はいっ勢いで書いたハリポタ連載です^^
舞台は親世代。子世代までは続かないと思います((そりゃね
ヒロインは後輩。3年生です。
魔法連載は初めてですが,頑張ります☆



P・S
更新不定期の奴が何を言うッ!という方は挙手←


あと・・・おまけに絵を載せようとしたのですが無理でした;
ちゃんと挿絵の所で挿入をおして[illust1]と表示されたのに・・・
もし分かる方は教えてください><;

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