死神夜想曲 エピローグ
作者: 弓亜   2009年06月28日(日) 18時29分30秒公開   ID:H2CuO/.5/bM
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呆然とする私は声を漏らす。
「何故…。」
「―君が死んだからだ。」
何処からか惜しむように、絞るように、躊躇うように、声が返ってきた。
そんなに驚かった。まるで、知ってたかのように。
「彼は―?」
「生きている。」
即答だ。さっきとは違う。

―あぁ死んでも一緒になれないの。
悲しみが襲う。

「彼が死んだら…一緒になれるよ。」

―っ。
なんか嫌。分からない。嬉しいはずなのに。


その日から

私は

死神

なの―。

⇒To Be Continued...

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