見習い勇者セカンドストーリー〜エピソード3〜
作者: 真佐人   2009年06月16日(火) 15時13分33秒公開   ID:YynBrr2ofCI
リュート達が、レーターを倒していた頃、魔王はと言うと

「レーターが、やられたか・・・せっかく作ってやったのにやられるとは、情けない奴だ」

あの〜?何言ってるんですか?貴方何もしてないでしょ?何もしてないのにそんな事言われるとなんかむかつきます♪

「魔王様、今度は私に行かせて下さい、レーター見たいな獣人馬鹿よりは、役に立つと思います」

おいおい何気にこの人、酷いこと言ってるよ

「キルデットか、なら行ってくるのだ!頼んだぞ!」


魔王は、そう言いました
そして、キルデットがその場から消えると、魔王はこう言いました


「さて、はまっているシュミレーションでもクリアするか」



あの〜?部下に命令しといて、何自分は遊んでるんですか?w
まあ、魔王だからしゃーないかw
さて、リュート達はどうなったのかと言うと



「なあ、マゼンタ・・・」


「何よ?リュート」


「ここ・・・何所だ?」


「私が知る訳ないでしょ?ククルは知ってる?」

「一回も立ち寄った事が無いので、解らないですね」



リュート達は、大きな川の所にいました
近くには、一つの町があります、どうします?



「あの町で、魔王の情報でも調べるか?」


「そうだね?あそこでも魔術とか覚えられるかな?w」


「よし、行くぞ」


「おおーw」



リュート達は、町に行く事にしました
町に辿り着くと、いきなり番兵にボンジュールwと言われましたw



「なあ・・・ボンジュールって何だ・・・」


「さあ?なんかの挨拶じゃないの?」


「私は知ってますよ?「貴様らここに何用だ?言わなければ監獄にぶちこむぞwって意味では?」


多分、いや絶対違うと思いますけど?



「いや、それは無いだろ・・・だって
やって来た者にいきなりそんな事言われたら、誰だって入れないって」




「私が考えるには「ようこそこの町に、のんびりしていってね」じゃない?」


「多分それだな、てか絶対そうだと思う」

「ええ〜?私、そうだと思ってたのに・・・」



ククルだけが納得していなかったのでした
そして、リュート達は町の中に入りました
町の中は、にぎわっていてとても平和そうでした


「なーんかここに来ても何も情報が得られるとは思えないな」

「確かにね・・・だって、誰も魔術師の格好をした人がいないんだもん〜」

「そういう問題か?」

「リュートにマゼンタ〜、あそこでなんかやってるよ?」



ククルは、何かを見つけたらしく
リュート達に言うのでした


「ん?あれは・・・闘技場?」

「闘技場ってあれ?弱い者に魔物と戦わせて、観客が楽しむって奴?」


あの〜?それは違うと・・・てかそれは虐めに近いのでは?



「ねえ?やって見ない?優勝したら商品が出るらしいし?
丁度3人チームで登録中って書いてあるわよ?」


「どうする?マゼンタ?」

「そうね・・・やるわw」


「はや!何で!?」



「だって、私がどのくらい強くなったか知りたいし
それに魔王退治の旅だから、自分がどのぐらい強いのか知りたいしね?
リュートも参加Okでしょ?まさか断るつもり?」


「う・・・解ったよ、やればいいんだろ?やれば!」

「そうこなくっちゃwじゃあ登録して来るわね?」



ククルはそう言うと、登録しに行ったのでした
そして数分後、戻って来てこう言いました


「ねえ?リュートとマゼンタ?チーム名は何ですか?って聞かれたけどどうする?」

「チーム名?そうね・・・マゼンタと愉快な仲間達ってどう?w」



「おいおい・・・それじゃマゼンタが主役みたいな感じじゃないか・・・普通に考えろよ・・・もっとマシなのがいい」


「じゃあ・・・イニシャルから取って、RMKチームってどう?」

「それなんかカッコいいわねwそれにしない?リュート」

「まあそれでいいんじゃない?俺は別に構わない」

「じゃあ、登録しに行くねw」



そう行って、登録しに行きました
こうして、RMKチームの戦いが始まろうとしていたのでした・・・
一方その頃、キルデットはと言うと


「あれ・・・?ここ何所だ?」


キルデットは、道に迷っているのでした
リュート達に本当に会えるのでしょうかね〜?あはははw




「くそ・・・馬鹿にするな!私は何としても
魔王様にご期待に答えるよう努力するのだ!待っていろ!勇者の末裔よ!」


そう叫んでいました、誰も聞いてませんけどねw
一方魔王はと言うと


「ふ・・・楽勝だな?このシュミレーションは」

そう言って、ゲームに夢中?なのでありましたとさw


〜第二幕〜


さてさて、前回、リュート達は町に着いて
闘技場で戦う事になったのでした
さあ、リュート達はどこまで戦えるか?楽しみですね〜w


「なんか馬鹿にしてるような言い方だな?」


いえいえw貴方達の実力が知りたいですからw
さあ、戦っちゃいましょうw


「最初の相手は、普通の狼見たいよ?」


「狼?いきなりそんな野蛮な生物なのか・・・」


「野蛮でも何でも勝てばいいのよ?リュート」


「やられなければいいのですw」


「あのなあ・・・」


リュートは、呆れていました
そしてRMKチームの戦いが始まったとさw



「行くわよw私の魔法!エレメンタルファイヤー!」


「食らいなさい!裁きの鉄拳!連打斬空翔!(れんだざんくうしょう)」


「おいおい!いきなりかよ!?」


リュートは、マジで驚いてました
それは何故かって?それはですね?
マゼンタとククルの攻撃により
狼は黒焦げになったり、遠くに吹っ飛んだりしていたからなのでしたw
はっきり言って、むごいですwてかやりすぎ


「お〜っと!マゼンタ選手、ククル選手!いきなりの攻撃に狼もノックアウトゥゥゥ!
いきなりの先制攻撃により!狼は戦闘不能に陥った模様!RMKチームの勝利ィィ!フゥー!」


何なんでしょうか?このノリノリの司会者は?
はっきり言ってうざったいかんじがします


「何か、何もしないで勝ったなあ」


「このままどんどん勝ち続けましょうよw」


「ああ、やれるとこまで行ってみるか」


リュート達は、何故かどんどん勝ち進みました
まあ、相手が弱いから勝ち進んだのは解ってますけど・・・
なんか、無性につまらないですね〜


「五月蠅い!良し、次で決勝戦だな」


「商品は何かしら?魔術書とかだったら嬉しいわ」


「私は、何でもいいやw」


リュート達が話していると
司会者の声が、聞こえてきました


司会者=「さあ!この大会の決勝戦の相手は!な〜んと!
年寄りの魔法使いだあ!さあRMKチームは勝てるのか?
さあ、バトルフィールドに登場だ!フォー!」


司会者がそう言うと
一人の女魔術師がリュート達の前にやって来たのでした
その者は、白髪のお婆さんでした


「な・・・この老婆が決勝戦の相手?」


「まさか・・・」


「もしかして、謎の力とか使ってここまであがってきたとか?」


「違うわ・・・私は実力でここまで来ただけよ、それにしても・・・似ているわね」


白髪の老婆は、リュートに向かってそう言いました


「え?俺の事?誰に?」


「昔、一緒に旅をした仲間にね・・・」


「そうなんだ」


何、普通に談笑してるんですか?あの?解ってます?
貴方達、戦うんですよ?


「その通り!さーあ!バトル開始だ!レディーーーゴー!」


司会者がそう告げると、リュート達の戦いが始まろうとしていた
だが・・・


「その勝負!待った!」


「え?」


そう聞こえた瞬間、塀の一部が大爆発する
大爆発した後、そこから誰かやって来たのでした


「おーっと!乱入か〜?乱入は認めていないから
とっとと立ち去りなさい!」


「そんなもん関係ない!私は、その金髪の少年に用があるのだ!」


「え?俺?」


「そうだ、お前・・・勇者の末裔だな?我が名はキルデット、魔王様の為、お前を殺す!」


「勇者の末裔・・・魔王!?」


それを聞いた老婆が、素直に驚いていました



「リュート、どうやら魔王の手先みたいね?やっつけとく?」


「もちろんだ!何でやって来た奴に殺されなきゃいけないんだ!」


「了解、ぼっこぼこにしちゃいましょうw」


「ここは、私に任せてね」


老婆は、そう言ってキルデットの前に立ちました


「ん?何だ婆?」


キルデットがそう言った瞬間、老婆の持っていた杖が怪しく光りました


「今、婆って言いましたね?うふふ・・・生きては返しませんよ♪」


うわ、この人物凄いオーラを放出してるよ!?
まともに顔見れないって!


「な、何だ?」


「喰らいなさい、エターナルアクアブルー!」


老婆の魔法により、い・ち・げ・きで遥か彼方にまでぶっ飛びました
はっきり言って凄すぎです


「うわ・・・むご・・・」


「す、凄い・・・」


「何者!?あのお婆さん!?」


三人は、本当に驚いています
まあ、当然ですよね〜


「あっけないわね?私を怒らせたからよ・・・うふふふ」


老婆は笑顔でそう言いました
だからその笑い方やめてほしいです、怖いです、はい


「さあ、邪魔物は片付けたし、どうします?」


老婆がそう言うと、司会者がこう言いました


「今の衝撃で商品とかが消滅しちゃったので
今回の戦いは、これで終わりにしたいと思います、優勝者も勿論いません!」


「え〜?」


「何か文句あるのですか?え?
それともこの壊した建物の弁償、貴方達がするんですか!」


「い、いえさいなら〜!」


リュート達は、結局
闘技場から逃げるように出て行ったのでした


「結局、商品出なかったな」


「あ〜あ、出たけど意味無かったわね〜」


「これからどうする?」


「そうだな、とりあえず北に行って見よう、てか、それしか情報ないし」


「そうね、じゃあ行きましょう」


結局。参加した意味無かったですね〜
リュート達は、とりあえず北に行く事にしました
それを遠くから見ている者がいました、それは・・・


「あれが、勇者様の子孫?ちょっと興味あるから、ついて行こうかしら?」

そう言って老婆は、リュート達の後をこっそりついていく事にしたのでしたとさ


〜エピソード4に続く〜
■作者からのメッセージ
真佐人です。見習い勇者セカンドストーリーのエピソード3です。
今回は、マイと言う老婆を出してみました。何か前作と関係あるかもです

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