中学戦隊ドメストン!〜1〜退屈の中の楽しみ
作者: NAKIA   2009年05月22日(金) 21時08分06秒公開   ID:Bd9jGYOzvN6
アキ「はぁ・・・。」


一人、学校の廊下を歩いていた一つ結いの少女はため息をつく


ため息をつくのは当たり前だ


難しくなった勉強に


厳しい先生


もう楽しみは・・・


レイ「アッキーッッッ!!!」


廊下を勢いよく駆けてくる少女


肩までの天パ・・・レイだ


レイは近づいてくる


レイは体をかがめた


レイの顔はアキの腹の高さになる


アキ「ままままま待って!!」


そのまま突進!!?


アキは危なっかしくかわす


アキ「うおっ!!!」


レイはそのまま数メートル進んだ


レイは止まり振り向く


レイ「何よぉ〜??かわすことないじゃん♪」


いや・・・危険信号が・・・


ユミ「ちょっとレイ!またアキに迷惑かけてんでしょ!!」


あのショートかわい子チャンはユミだ


アキ「気にしないで、いつもだから。」


ユミ「レイがいつもいつも・・・。」


ユミは保護者のように頭を下げる


レイ「えぇ、サキ何で謝ってるのぉ??」


ユミ「(お前のせいだ・・・)さぁ・・・?」


アキ「まぁまぁ、今部室に向かおうとしてたの。一緒に行こ?」


レイ「おっけい♪♪」


ユミ「私もそんな所だったの。」


三人の影は部室に向かう


その前に


部活であるのか自体わからない


ガラッ!


ある使われていない教室のドアを開ける


中のイスにダルそうに座っている少年と


一生懸命ゲームをしている少年がいた


イスに座っている少年の名はダイチャン(ダイスケ)


ゲームをしているのがケイ


ダイチャン「ま・ち・く・た・び・れ・た。」


ケイ「暇だったからゲームしてた!」


ユミ「また不用物持ってきてる・・・。」


ユミがため息をつく


アキの楽しみの一つ 部活 


ユミ「はい!これから『中学戦隊ドメストン』の話し合いを初めます。」


ユミ・・・部長


アキ・・・副部長


ダイチャン・・・作戦参謀長


ケイ・・・会計


レイ・・・実行長


アキ「私達の仕事は、困っている人達を助ける部活です。今回の仕事は・・・。」


アキが箱の中をあさる


アキ「これ!」


紙が入っており


その紙をアキが開く


アキ「『後もう少しで陸上の大会だから足が速くなりたいです。』だそうです。」


レイ「運動神経はどうにもなんないじゃない??」


レイが頬づく


ケイ「でもテレビとかで足が速くなる方法とかあんじゃん!」


ケイが一指し指を立てた


ダイチャン「それ全部やってみっか?」


ユミ「そういう意見が出たけど、どうする?」


レイ「どーでもいいに一票。」


ケイ「賛成。」


ダイチャン「決まったほうに。」


ユミ「私は賛成。アキは?」


アキ「私はどっちでも。」


レイ「私と同じだね!」


ユミ「では可決で。」


ダイチャン「依頼者の名前は?」


ダイチャンがめんどくさそうに聞く


ユミ「梅宮 香織(うめみや かおり)。」







■作者からのメッセージ
このお話は
一人の少女の目から見た退屈な生活を楽しく生きる5人の物語でーす!
次も見てねb

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