舞波学園活動記外伝最終章
作者: レイド   2008年12月27日(土) 05時07分18秒公開   ID:YynBrr2ofCI
由奈達は職員室に許可を取りに行くことにしたのでした。


「駄目だ、許可は出来ない」

そう言ったのは、学園主任である佐々木先生でした。


「何で許可が下りないのよ?ちゃんと三名いるでしょ?」

「それでも駄目だ、新入生だけで部活を作ろうとしてるし
それに何を目的に活動するのか分らないからな
よって許可することはできん、分かったならとっとと帰りなさい」


「く・・・解ったわよ!」

由奈達はそう言って職員室から出ることにしたのでした。
帰り道

「結局許可下りなかったわね?どうする?由奈」


「そうね・・・なら勝手に占領してやるわよ
もうこれしかないわ」

「でもいいの?怒られない?」


「大丈夫大丈夫、それより自由部として最初にやる活動決めたわ」


「え?何を決めたの?由奈」


「ふっふっふ・・・それはね?これよ」


そう言って由奈は何かを話したのでした
そして次の日


「ねえ?本当にやるの・・・?」


「やるわ、真も準備いい?」

「う、うん大丈夫だよ」


「じゃあ行くわよ!佐々木先生」


由奈は佐々木先生に話しかけました

「ん?何だね?」


「昨日は変な部活を作ろうと思ってすみませんでした
ほんとは隠れて勝手に占領して活動しようと思ったんですが
やっぱり隠し事はぜ〜たいに行けませんよね?」


「う・・・うむ、まあそうだな、学生として真面目に勉強していればいいのだ
隠れてカンニングしたりとか隠し事はやはり行けないからな」


「はいそうですよね〜、あ、そういえば先生に聞きたいことあったんですけど
いいですか?」


「聞きたいこと?それは何だ?」


「先生のそれって、隠し事ですよね?」


由奈は佐々木先生の頭を指さして言いました


「な、何の事かよくわからないが?」


「隠したって無駄ですよ?ねえ?由香里に真」


「うん、私にもばっちり分るよ〜」


「う、うん僕も」


「はっきり言ってか・ん・ぺ・きにずれてるしね〜
バレバレでしょ〜?由香里もそう思うよね?」


「うん、私もそう思うよ〜」


「な、何を馬鹿な!ちゃんと朝セットした筈・・・!」


「あ、やっぱりカツラだったんだ〜」


「な!・・・だ、騙したな!」


「隠してるのが悪いんじゃないんですか?さっき自分でよくないって言ってましたよね?」


「く・・・だ、誰にもばらさないでくれ!頼む!」


「じゃあ私の用件聞いてくれますよね?」


「ぐ・・・解った・・・」

佐々木先生は由奈の用件を飲むことにしたのでした


「それにしてもよく分ったね?由奈」


「まあね、ちょっと昨日話した時にちょっとだけずれてるの見えたからよ
ま、とにかくこれで部活場所は手に入れたわ、自由部としてこれから活動していくわよ!」


こうして由奈達は部活を手に入れたのでした
■作者からのメッセージ
レイドです。これで最終章とか思ってます。まあ外伝ですので・・・本編は、舞波学園活動記、主人公は有坂雄一となってます。この外伝の話の一年後が舞台です。また他に書きたいのあったら書こうと思います。

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