長い長い旅のお話
作者: 0   2008年11月15日(土) 22時00分19秒公開   ID:4ezWM4C7G0.
少年の物語はあの台所から始まった

愛情

くつろぎ

友情

安全

食べ物・・・

すべてが日常だった

そこでいつも目にするのは自分のおば

エリだった

エリは自分のおばなのに

とてもきれい

自分では世界で一番きれいな人だと思ってる

腰まで伸びた茶髪の直毛

それはいつも女神を思わせた

でもエリは女神とはほど遠かった

少年はいつも通りに台所で遊んでいた

すると・・・

エリ「こら!!遊ぶなって何回言ったらわかるの!!?」

ものすごい怒号

怖い形相

恐ろしかったけどそれは少年にとって嬉しいことだった

いつもの日常だったからだ

少年の名はガリアン

14歳のガキである

そのガリアンの日常が崩れたのはある男のせいだった

今日はやけにみんな忙しそうにしてる

女友達のレイルに聞いてみた

ガリアン「レイル、何でみんなこんなに忙しそうにしてるの?」

レイルはキッパリ答えた

レイル「大事なお客さんが来るの。」

ガリアン「どういう?」

レイル「不思議な人っぽいよ・・・。」

ガリアン「へェ〜。」

ガリアンにとって

不思議な人=変な人

だった

変な人は嫌いだった

そう考えているうちにみんなざわつく

みんな「きたぞー!!!」

ガリアンは身長の小さい男の子だった

なのでみんなの間からその男の姿を見ることができた

馬に乗っていて

マントをかぶっていて

口元を見る限りでは若そう

だんだんこちらに近づいてきた

マントから青い瞳が見えて

ガリアンを見た

目が合ってしまった

ガリアンは怖くなってその場を逃げ出そうとした

しかし逃げ出せない

体が動かない?

いや

動かないというか視線をそらせない!?

ガリアンは体が冷たい何かに包まれるのを感じた

逃げられない!!?

みんなが散った後でも

ガリアンは動けなかった

男とガリアンは見つめ合ったまま

そこに立ち尽くしていた

男が口を開く

男「ひさしぶり。」

ガリアン「は?」

男「ひ・さ・し・ぶ・り!覚えているか?」

ガリアン「ぜんぜん・・・・。」

男「ひっど!!女に嫌われるぞ!」

ガリアン「どなたです?ぼくもう行きます・・・。」

男「待てって!」

男がガリアンを引き止める

ガリアン「しつこいなー!!放せよ!!!」

ガリアンが腕を振り払う

男はにっこり笑う

男「買い物行こうぜ?」

ガリアン「え・・・。」

そしてガリアンが手を引かれた時

エリ「待ちなさい!!ウルフィー!!!その子は勝手に連れて行かないで!!!!」

ポルが来た

ガリアン「ポルおばさん・・・?」

どんな関係が・・・?




■作者からのメッセージ
意味がわからなくてごめんなさい・・・・。

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