夏は君を中心として廻る
作者: 柚子   2008年08月16日(土) 17時53分52秒公開   ID:rE54MxOjrWI


俺の恋はいつも片思いで終わる。


相手には必ず好きな人がいて、必ず成功させて、俺の恋は終わる。


しかも、いつも夏に恋をして夏に終わる。


それがお決まりだった。


片思いで終わった人数は4人。


告白して終わったのが3人。


1週間だけ付き合えたのが2人。


合わせて、9人。


俺の青春はフラれて終わる。



そして、また夏が来る。


今年は恋はしない。


そう思っても夏に輝き始める女たちはたくさんいる。


何故だろう。


そんなことを考えていると、一人の少女が目に入った。



えっと、確か彼女は・・・相沢知里だ。


彼女はどちらかというと暗いほうだ。


友達はいないわけではないが、いつも一人でいる。


男子と話しているところはあまり見たことがない。


というより、日直のときぐらいしか話さないと思う。


今年は彼女と同じクラス。


日直は1回だけ、一緒にやったことがある。


そのときほんの少しだけ話した。


楽しかった。


それだけが記憶に残っている。


俺が思ってた以上に優しくて、面白くて、ずっと話したいって思った。


そう、そのときからだったんだ。



俺が彼女に恋をしたのは―







続く。
■作者からのメッセージ
えーっと、お久しぶりです。
今回は読みきりじゃなく、連載に挑戦したいと思います☆
頑張って続けます。

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