ジュエルプリンセス+1 詩羽たんの会長で快調(?)な日!
作者: 夏姫 みの   2010年04月11日(日) 21時57分28秒公開   ID:bkWoewa3Plc
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 あたしは姫様プリンセスが心配してるとも知らず二十分の休み時間、校内を動き回っていた。

「会長! この資料を職員室に持ってってくれる?」
「は、はい!!」

 あたしは1−Bの副担任から貰った資料の山を、両手で持つ。ずっしりとした重みが来た。明日は絶対筋肉痛だ。

「会長!! 犬と猫、どっちが好きですかー」
「ね、猫だにゃん!!」

 はわぁー。思ったよりも会長の仕事って大変だよーっ!! でもサービスは大切に。学園のマスコットキャラとしての名がすたるしね。

「会長。五十嵐いがらしくんに、これを渡しといてくれない?」
「お兄ちゃんに渡しとくね。わかったよー」

 女の子から、可愛い箱をお兄ちゃんに渡してくれと言われた。はわぁ……お兄ちゃんもモテモテだねぇ。でも、好きな人がいるっていうし。誰だろーね。わからん。……そんなことよりも行く場所増えた。一階に行ったら二階に行かないと。
 もう泣きたい。でも詩羽たんは頑張るんだっ。会長なんだっ、一番偉い人なんだっ!!

「失礼しまーす。1−Bの担任の先生いますかー?」

 あたしは言う。先生たちは、あたしの大きい声にビックリした。

「はい。私ですが。ありがとう、会長さん。資料だね」
「はいっ!! 副担任から預かってきた資料です」
「ありがとう。戻っていいよ」
「はい。では、失礼しました」

というわけで、急いで可愛い箱をお兄ちゃんに渡すために、二階に行く。


「すみまへーん。おにーひゃ(ちゃ)んいますかぁ」


 あたしはへっとへとだ。もうホントに明日筋肉痛だ。大事な事なので二回言ったけど。すごーくすごーく疲れた。一気に職員室から二階の教室に行くは疲れる。

「秀! 可愛い妹が来てるぞ!!」
「わかった」

男の子がお兄ちゃんを呼ぶ。そして、お兄ちゃんがあたしの前に来る。

「詩羽、また勉強?」
ち・が・う!! 女の子から、なんかお兄ちゃんに渡して? みたいなことを頼まれたから、渡しに来たの。はいこれ」

あたしは、お兄ちゃんにさっきの箱を渡す。ああ、もうこれで任務かんりょーだよね。

「んじゃーねー」

あたしは教室に向かって歩く。ああ、もう疲れたよー!!!!





⇒To Be Continued...

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