私的武勇伝説05 |
作者: 零 2009年01月01日(木) 12時40分52秒公開 ID:NqbpUpPD62U |
転校2日目―――― 京子ちゃんっていう学校のアイドルと 花っていう大人っぽい女の子と お友達になりましたっ!! 「京子――――――――!!」 「なあに?零ちゃん」 「暇〜・・・あ!あんぱん食べる?」 「わあ!ありがとうw」 「零。あんた授業中だって事分かってる?」 「だって花・・・もう知ってる勉強なんだもん」 「まあいいや。あんぱん頂戴」 「はいwあ,ツナもいる?」 「えぇ!?いっいいよ!!」 ツナがおどおどしながら胸の前で手を振る。 「そお?でもあんこを頬につけるツナも萌え「零いる?」 そこにいるはずのない声が聞こえた。 教室のドアには風紀の腕章をつけた少年。 「おぉ!!何様誰様風紀委員長ことアヒルさん!」 「雲雀だよ」 「で,スズメさんはあたしに何か用?」 「いますぐ応接室に来て」 「まじでか・・・あんぱん食べてるから無理!」 「草壁にケーキ用意させるよ」 「行ってきま―――――――――す!!」] ドタドタドタドタドタドタドタドタドタッ!!!! あたしは恭弥の手を引きながら応接室まで走った。 ガラッ 応接室のドアを乱暴に開けると草壁さんがいた。 「イェア!ケーキまだあぁ!!?」 「ドア壊さないでね」 「大丈夫!まだ壊れてないから!!」 「委員長・・・」 「あ,草壁さん!!ハローハローw」 「草壁,零にケーキ買って来て」 「はい」 「いってらす――――!!」 草壁が出て行った応接室は少しクーラーがきいて肌寒かった。 恭弥は零の方を見た。 「ねえ零。グチャグチャにしていい?」 恭弥はそっとトンファーを構える。 「恭弥がグチャグチャとか言うと何かエロくね?」 ブンッ!! 恭弥がトンファーを振り上げた。 「ぎゃおっす!」 「零も早く構えなよ」 「えーだるいじゃん」 チャカッ 「本気で構えないでよ昨日,恭弥あの後負けたっ・・・じゃん!」 言葉と同時に左拳を恭弥の鳩尾に叩きつける。 恭弥の体は宙を舞い,壁に叩きつけられた。 「ほら。あたしの勝ちっw」 「本気を出しなよ」 恭弥は少しふらつきながら立ち上がる。 「そうしたら体の原型なくなっちゃうよ?」 「ふぅん。まあ今日はいいや」 「また強くなってからいらっしゃい」 それから草壁さんが買って来たケーキを美味しく頂きました♪ |
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